じめじめのきせつ 「食中毒」に気をつけよう
今は雨が多くて、じめじめした日がつづきます。このような時は、空気の中の水気(しめり気)が多くなります。じつは、目に見えないほど小さな「ばいきん」は、あたたかくてしめった所が大すきです。だから、このきせつは食べ物の中で「ばいきん」がふえやすく、それを食べた人がおなかをこわすことが多くなります。
国の役所である「厚生労働省」が、おなかの病気「食中毒」を起こす、4つの「ばいきん」についてくわしく話しました。
1つ目は「O157」です。食べてから、へいきんで4日から8日くらいたつと、おなかがとても強くいたくなり、げり(下るうんち)をします。
2つ目は「ウエルシュ菌」です。食べてから6時間から18時間(へいきんで10時間)くらいで、おなかがいたくなったり、げりをしたりします。でも、ほかにくらべて、ぐあいの悪さは軽いことが多いです。
3つ目は「カンピロバクター」です。食べてから1日から7日で、おなかがいたくなり、1日に10回いじょうもげりをすることがあります。さらに、ねつが出て、体が37どから38どくらいに高くなることもあります。
4つ目は「黄色ブドウ球菌」です。食べてから30分から6時間と、とてもはやくぐあいが悪くなります。強い吐き気(はきけ)がして、もどしたり、おなかがいたくなったりします。
ここで出てきた「食中毒」とは、わるくなった食べ物や、「ばいきん」のついた食べ物を食べて、おなかをこわしたり、もどしたりする病気のことです。4つの「ばいきん」は、ぐあいが悪くなるまでの時間も、出てくる体の調子も、それぞれちがいます。
「食中毒」をふせぐには、食べる前に手をきれいにあらうこと、食べ物をよく火にとおすこと、できた食べ物を早めに食べることが大切です。これからのじめじめするきせつは、いつもよりも手あらいと食べ物に気をつけて、おいしく元気にすごしましょう。