東京都とアメリカのニューヨーク大学が力を合わせるやくそくをかわしました
みなさんは、学校で友だちと力を合わせて、なにかをやりとげたことがありますか。一人ではむずかしいことも、なかまと力を合わせればできることがあります。じつは、町や国も同じです。東京都は、わかい人たちがもっと学びやすく、世界とつながれる町にしたいと考えています。そこで東京都は、海の向こうのアメリカにある有名な大学「ニューヨーク大学」と、手を組むことにしました。
2026年(れい和8年)7月14日の火曜日、東京都とニューヨーク大学は、力を合わせるためのやくそくを書いた「合意書」を取りかわしました。次の日の7月15日には、東京都がこのことを発表しました。東京都の中でこの仕事をしているのは、都の大きな計画を考える「政策企画局」というところです。
この「合意書」には、学問の研究や教育をすすめること、世界の大きな都市がかかえる問題や「サステナビリティ」に取り組むこと、東京に教育や研究をする場所を作ることを考えることなどについて、力を合わせるための決まりが書かれています。
合意した中身は、大きく分けて3つです。1つ目は、学問の研究などについて、決まったときごとに意見を出し合い、話し合いを重ねることです。2つ目は、ニューヨーク大学の「スタディ・アウェイ・プログラム」を、もっと広げられないかを考えることです。3つ目は、東京にニューヨーク大学の「キャンパス」を作れないかを考えることです。
また、この取り組みは、東京都が立てた大きな計画「2050東京戦略」の一つとして行われます。その中でも「戦略3 教育」「戦略4 若者」「戦略28 未来共創」という3つの計画にかかわるものです。くわしく知りたい人のために、東京都の「政策企画局計画調整部プロジェクト推進課」(電話 03-5388-2088)が、問い合わせを受けています。
さいごに、むずかしい言葉をせつめいします。「合意書」とは、おたがいに考えを合わせて「いっしょにこれをやりましょう」と決めたことを書いた、やくそくの書き物のことです。「スタディ・アウェイ・プログラム」とは、ニューヨーク大学の学生が、ふだんの大学をはなれて、べつの町で学ぶしくみのことです。「キャンパス」とは、大学の校しゃや広場などがある、大学の場所のことです。「サステナビリティ」とは、地球のしぜんや人のくらしを、ずっと先のみらいまで、よいままにたもっていくことです。「2050東京戦略」とは、東京都が立てた、これからの東京のまちづくりの大きな計画のことです。「戦略」とは、目あてに向かって進むための計画ややり方、という意味の言葉です。
もし東京にニューヨーク大学のキャンパスができたら、みなさんが大きくなったころ、東京にいながら、世界のいろいろな国から来た学生といっしょに学べる日が来るかもしれません。東京と世界がつながるみらいを、楽しみにしていましょう。