中学3年生の英語 半分以上が国の目あすに達する
みなさんは、学校で英語を習っていますね。英語が話せたり書けたりすると、外国の人と話したり、世界の国のようすを知ったりするときに役立ちます。日本では、子どもたちがどのくらい英語を使えるようになっているかを、国が毎年調べています。今は、世界の多くの人とつながって生きていく時代なので、英語の力はとても大切だと考えられているからです。
2026年6月18日、文部科学省が、令和7年度(2025年度)の「英語教育実施状況調査」の結果を公表しました。調べた基準の日は、2026年2月1日です。この調査は、国が目あすとして決めた英語の力に達した子どもが、どのくらいいるかを調べたものです。
その結果、中学3年生では54.6%が国の目あすに達していました。これは前の年より2.2ポイント高い数字です。高校3年生では52.4%で、前の年より0.8ポイント高くなりました。どちらも、これまでで一番高い数字です。
地域ごとに見ると、中学3年生では、さいたま市が88.9%で全国で一番高く、福井県は84.6%、よこはま市は71.6%でした。高校3年生では、東京都が62.4%で一番でした。
ただし、国は「2027年度までに60%以上にする」という目あすを決めています。今回の数字は過去最高でしたが、この目あすにはまだ届いていません。また、今回から「特別支援学校」も、初めて調査の対象に加えられました。
ここで出てきた「特別支援学校」とは、目や耳、体や心などに障害のある子どもが、一人一人に合った学び方で勉強できる学校のことです。すべての子どもの英語の力を、ていねいに見ていこうという考えから、今回の調査に加えられました。
英語の力は、これからみなさんが大人になって、外国の人と仕事をしたり、世界の人と協力したりするときに役立ちます。学校で英語を学ぶ毎日が、自分の未来の世界を広げることにつながっていきます。