モスバーガー 7月15日から値上げ 470円のモスバーガーは500円に
みなさんは、家の人と買い物に行ったとき、「前より高くなったな」と感じたことはありませんか。社会の学習で習ったように、店にならぶ商品は、農家や工場で作られ、トラックなどで運ばれて店に届きます。その一つ一つに、材料を買うお金、働く人にわたすお金、機械を動かしたり店を明るくしたりするための電気やガスのお金がかかっています。こうしたお金が上がった状態が長く続くと、店は今までと同じ値段のままで商品を売り続けることが難しくなります。ハンバーガーの店でも、同じことが起きました。
2026年7月6日、「モスバーガー」を全国に広げている株式会社モスフードサービス(本社は東京都品川区、社長は「中村栄輔」さん)は、2026年7月15日水曜日から商品の「価格改定」を行うと発表しました。株式会社モスフードサービスは、その理由について、原材料費、人件費、エネルギーにかかるお金などが上がった状態が長く続いているためだと説明しています。そのうえで、商品の品質を保ち、これからも安心して同じ商品を買ってもらえるようにするために、値上げを行うとしています。今回の値上げの対象になるのは、一部の店を除く全国のモスバーガーの店です。
どの商品がいくらになるのかも、はっきり示されました。看板商品のモスバーガーは470円から500円になり、30円の値上げです。テリヤキバーガーは470円から490円に、モスチキンは320円から340円に、ブレンドコーヒーは300円から320円に、ワイワイバーガーセットは540円から560円になります。フレンチフライポテトと炭酸の飲み物は、SサイズとMサイズが値上げされますが、Lサイズは今までと同じ値段のままです。また、コーンスープ、クラムチャウダー、チリディップソースなど、一部の商品の値段も変わりません。すべての商品が高くなるわけではない、ということです。
ここで、ニュースに出てきた言葉を整理します。「価格改定」とは、商品の値段を新しく決め直すことです。安くなる場合もありますが、今回は多くの商品が高くなる値上げです。「原材料費」は、パンや肉、野菜など、商品を作るための材料にかかるお金のことです。「人件費」は、店で働く人にわたすお金です。そして「エネルギーコスト」は、電気やガス、燃料などにかかるお金を指します。この三つが同時に上がり続けたことが、今回の値上げにつながりました。
値上げと聞くと、残念な気持ちになるかもしれません。けれども、その理由をたどっていくと、わたしたちが食べる一つのハンバーガーが、たくさんの人の仕事と、たくさんのお金の動きに支えられていることが見えてきます。おこづかいは限られています。だからこそ、値段を見て何を選ぶか考えることは、社会の仕組みを知り、自分の暮らしを自分で考える練習になります。買い物のときに値札を見て「なぜこの値段なのだろう」と考えてみることが、これからの社会を生きる力につながっていきます。