週刊少年ジャンプの発行部数、初めて100万部を下回る

みなさんは、まんがをどのように読んでいますか。紙の雑誌を書店やコンビニで買って読む人もいれば、スマートフォンやタブレットのアプリで読む人も多いのではないでしょうか。そんな中、日本でとても有名なまんが雑誌「週刊少年ジャンプ」について、時代の変化を感じさせる大きな発表がありました。

2026年8月5日、雑誌の発行部数を調べて公表している業界団体の日本雑誌協会は、集英社が発行するまんが雑誌、週刊少年ジャンプの印刷証明付き発行部数を公表しました。それによると、2026年4月から6月の平均は98万5000部で、2008年にこの公表が始まってから初めて100万部を下回りました。その直前の2026年1月から3月は100万4167部、2025年10月から12月は102万2500部だったので、少しずつ減り続けていることが分かります。週刊少年ジャンプは1968年に創刊された雑誌で、1994年12月には、まんが雑誌の歴史の中で最大となる653万部を記録したことがあります。今回の結果によって、日本国内で100万部をこえる紙の雑誌はひとつもなくなりました。
ここで、ニュースに出てきた言葉を説明します。「発行部数」とは、雑誌が印刷されて世の中に出された数のことで、その雑誌をどれくらい多くの人が手に取っているかを知るためのものさしになります。「印刷証明付き発行部数」とは、印刷した会社が「確かにこの数だけ印刷しました」と証明した数字のことで、うそやまちがいのない正確な数として使われています。また「創刊」とは、新しい雑誌を初めて発行することです。かつて653万部だった雑誌が98万5000部になったのは、まんがの人気がなくなったからではなく、電子書店やアプリなど、読む方法が変わってきているためと考えられます。みなさんが大人になるころ、まんがや本はどんな形で読まれているでしょうか。紙と電子、それぞれのよさを考えながら、これからも物語を楽しんでいきたいですね。