時計とけいに足たしてきた1秒びょう「うるう秒びょう」 なくなるかどうか、世界せかいの会かいぎで話はなし合あいへ

時計に足してきた1秒「うるう秒」 なくなるかどうか、世界の会ぎで話し合いへ
地球 出典: Photo by Pixabay on Pexels

世界せかいじゅうで使つかわれている時じこくは、正せいかくな時計とけいをもとに決きめられていて、「協定世界時きょうていせかいじ」とよばれます。一方いっぽう、地球ちきゅうの回転かいてんをもとに決きめる時じこくもあり、こちらは「世界時せかいじ」とよばれます。地球ちきゅうの回まわるはやさは少すこしずつ変かわるため、この二ふたつの時じこくの間あいだには、ずれが生うまれます。そこで1972年ねんから、ずれが大おおきくなる前まえに、時計とけいに1秒びょうを足たして直なおすことが行おこなわれてきました。この1秒びょうが「うるう秒びょう」です。うるう秒びょうはこれまでに27回行かいおこなわれ、どれも1秒びょうを足たすものでした。

時計に足してきた1秒「うるう秒」 なくなるかどうか、世界の会ぎで話し合いへ
地球 出典: Photo by Pixabay on Pexels

そのうるう秒びょうが、なくなるかもしれません。2026年ねん10月がつにフランスのベルサイユにあるこくさい会かいぎじょうで開ひらかれる「国際度量衡総会こくさいどりょうこうそうかい」で、うるう秒びょうを今後こんごどうするかが話はなし合あわれる予定よていです。この会かいぎは、世界せかいの国々くにぐにが集あつまって、長ながさや重おもさ、時間じかんなどのはかり方かたの決きまりを決きめる大切たいせつな会かいぎで、今回こんかいが28回目かいめです。日本にほんの国くにの研究けんきゅうきかんである「産さん業ぎょう技ぎ術じゅつ総そう合ごう研けん究きゅう所じょ」が、この話はなし合あいの内ないようをしょうかいしました。

話はなし合あわれるあんでは、二ふたつの時じこくのずれを、3600秒びょう、つまり1時間じかんまでゆるすことにします。1時間分じかんぶんまでずれてよいことにすれば、1秒びょうを足たして直なおす作業さぎょうは、じっさいには行おこなわなくてよくなります。このあんが決きまれば、少すくなくとも数百年すうひゃくねんの間あいだは、うるう秒びょうによる調整ちょうせいはいらなくなる見通みとおしです。

はかり方かたの決きまりを世界せかいでそろえるやくそくは、「メートル条約じょうやく」とよばれています。2026年ねん8月がつげんざい、正式せいしきなメンバーである68の国くにのほか、じゅんメンバーの35の国くにや地ちいきなどもあり、合あわせて103の国くにや地ちいきなどがさんかしています。日本にほんは1885年ねんにさんかした、古ふるくからのメンバーです。今回こんかいの会かいぎのあんをまとめた正式せいしきな文書ぶんしょは、世界せかいのはかり方かたの仕事しごとをまとめるBIPMというきかんのホームページに、フランス語ごとえい語ごでのっています。