1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


小学1年生になったばかりの子どもは、交通じこにあいやすいと言われてきました。この考えは「魔の7歳」とよばれています。7歳は、ちょうど小学1年生の年です。1年生だけがとくにあぶない、という見方です。

ところが、神戸大学の三古さんと山田さんたちの研究グループは、この見方を見直すひつようがあるという研究を、7月9日に神戸大学のホームページで発表しました。三古さんは、神戸大学の「教授」という、大学で研究をして学生に教える先生です。研究グループによると、近年は、歩いているときに交通じこにあった子どものわりあいが、1年生と2年生でほとんどかわらなくなってきています。そのため、1年生だけがとくにあぶないとは言えない、というのです。
研究グループは、「交通事故総合分析センター」のデータを使いました。ここは、交通じこのデータを集めて調べているところです。2014年から2024年までについて、学年ごとに、歩いているときに交通じこでけがをしたり、なくなったりした子どものわりあいを調べました。
すると、どの学年でも、そのわりあいはだんだんへってきていました。中でも、1年生と2年生の間のちがいが小さくなっていることが、はっきり分かりました。1年生のほうが2年生より少ない年もありました。また、となりどうしの学年や年れいの間では、はっきりしたちがいがあるとは言えなくなっていることも、たしかめました。
この研究は、6月29日に「Findings」というざっしにのりました。三古さんたちは、今後、小学1年生だけにかぎらない交通安全の教育や取り組みが、交通安全の計画に取り入れられることを期待しています。