1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


海の中でできるしんじゅと、空をとぶ鳥の羽。まったくべつのこの二つの生き物のとくちょうを、一つに合わせた新しい色のざいりょうが生まれました。

しんじゅは、うすいまくが何まいも重なった作りをしています。鳥の羽には「メラニン」という、光をすいこむ黒っぽい色のもとがふくまれています。研究チームは、この二つのとくちょうを、生き物の体ではない、石や金ぞくのなかまのざいりょうの中でうまく合わせることができました。
この研究を発表したのは、東北大学のイン・シュウきょうじゅがひきいる研究チームです。おおさか大学や、台北の大学、北京の大学、大東化せい工業という会社の人たちもいっしょに研究しました。この研究は、2026年9月22日に、Advanced Materialsという科学のざっしで発表されました。
新しいざいりょうが出す色は「構造色」とよばれる色です。こうぞう色とは、絵の具のように色のもとがついているのではなく、物のとても細かいつくりに光が当たることで見える色のことです。こうぞう色は、けしょう品や、物の表面にぬるコーティング、プラスチック、ディスプレイなど、さまざまな分野で注目されています。
これまでのこうぞう色のざいりょうとちがい、今回のざいりょうは、細かいつくりをきちんとそろえてならべなくても、あざやかな色を安く出すことができます。また、いろいろな色に調整することもできます。研究チームは、これまでとはちがう、新しい作り方の考え方をしめしました。
研究チームは、2026年8月21日に「特許」の申しこみもしています。とっきょとは、新しい発明を国にみとめてもらって守るしくみです。今後は、この新しいざいりょうを、けしょう品やインク、プラスチックに使うことをめざしています。