福岡市で 呼吸器の病気が 大流行
みなさんは、せきが出たり、のどが痛くなったりしたことがありますか。寒い冬から春にかけて、こうした「呼吸器の病気」にかかる人が増えます。学校や家でも、まわりに体調をくずす人が多くなる時期です。
2026年5月20日ごろ、福岡市の保健所と衛生の部門が、5月11日から17日までの一週間に、町の中でどんな病気が広がっているかを発表しました。福岡市が決めている「定点医りょう機関」、つまり病気の広がり方をしらべるために選ばれた病院やクリニックから集めた数字です。それによると、「急性呼吸器感染しょう(ARI)」が、一しせつあたり54.38例も報告されました。これはとても高い数字です。
「急性呼吸器感染しょう」には、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染しょう、RSウイルス感染しょう、いんとうけつまくねつ(プールねつともよばれる、のどと目の病気)、ようれんきん感染しょう(のどがとても痛くなる病気)、ヘルパンギーナといった、いろいろな病気がふくまれます。同じ週には、マイコプラズマ感染しょうも報告されていて、いくつもの呼吸器のウイルスが同時に流行している状態です。また、子どもがかかりやすい手足口病も、一しせつあたり2.96例に増えました。
「定点医りょう機関」とは、病気の広がり方をしらべるために、町の中で決められた病院やクリニックのことです。ここから集めた数字を見ると、まち全体でどの病気がはやっているかがわかります。呼吸器の病気は、せきやくしゃみで人から人へうつります。手をよく洗う、人ごみではマスクをつける、よくねむって体を休めるなど、自分でできる予防を心がけたいですね。