大阪府の人口、880万人を下まわる ~30年ぶり~
みなさんは「国勢調査」という言葉を聞いたことがありますか。日本に住む人の数や家族の様子などを5年に1回しらべる、とても大切な調査です。前回は令和2年(2020年)、今回は令和7年(2025年)の10月1日に行われました。今、その結果のはやい知らせが各地で発表されています。
2026年5月22日、大阪府の総務部統計課が、令和7年10月1日現在の国勢調査の速報値を発表しました。それによると、大阪府の人口は876万4,578人で、前回の調査から7万3,107人へり、0.83%の減少となりました。大阪府の人口が880万人を下まわるのは、平成7年(1995年)以来、30年ぶりのことです。一方で、世帯の数は430万7,758世帯で、前回より4.16%ふえました。1つの世帯にすむ人の数は平均2.03人となり、家族の人数が少しずつ少なくなっていることが分かります。市町村ごとに見ると、人口がもっともふえたのは大阪市で、5万6,212人の増加でした。反対に、もっともへったのはさかい市で、2万2,828人の減少でした。府内で人口がふえた自治体は6つの市と1つの町、へった自治体は27の市と8つの町と1つの村でした。
「国勢調査」とは、5年に1度、日本に住むすべての人と世帯を調べる、いちばん大きな調査です。「速報値」とは、これからくわしく集計する前の、はやめに出される数字のことです。人の数がへっているのに世帯の数だけがふえているのは、ひとりぐらしの人がふえているからだと考えられます。みなさんが住む町でも、同じようなことが起きているかもしれません。これから日本の社会がどう変わっていくのか、自分たちの町のすがたから考えてみるとよいでしょう。