日本語を学ぶ子ども 過去最多に
みなさんのクラスに、外国から来た友だちはいますか。日本語をまだうまく話せなくて、勉強に苦労している友だちもいるかもしれません。今、日本の学校には、そうした子どもたちがどんどん増えています。
2026年5月25日、国の教育を進める文部科学省が、ある調査の結果を発表しました。公立の小学校・中学校・高校などで、日本語の指導が必要な児童生徒の数が、84,759人になったという発表です。これは、これまでで一番多い数で、「過去最多」を記録しました。
そのうち、外国せきの子どもは73,313人、日本せきの子どもは11,446人でした。外国せきとは外国の国民であること、日本せきとは日本の国民であることをいいます。前回の2023年度の調査とくらべると、15,000人より多く増えています。約10年前とくらべると、数はおよそ2倍になりました。これを「倍増」といいます。
この調査は、全国の1,788の教育委員会を対象に行われました。さらに文部科学省は、2027年度から「プレクラス」という新しいしくみを試す事業を始める予定だと発表しました。
「日本語指導が必要な児童生徒」とは、日本語をまだ十分に使えなくて、授業を受けるために特別な手助けがいる子どものことです。「教育委員会」とは、市や県などで学校についてのことを決めたり進めたりするところです。
日本には、いろいろな国から来て、新しいくらしを始める人が増えています。言葉が分からないと、勉強も生活も大変です。だからこそ、日本語を学べるしくみを整えることが大切になっています。
あなたのとなりの席に、外国から来た友だちがすわる日が来るかもしれません。そのとき、やさしく声をかけられる人になれるといいですね。