宇宙ステーション「きぼう」を地上から見てみよう
夜の空を見上げると、月や星が見えます。星や月は、時間がたつと東から南、そして西へと位置を変えていきます。その夜空の中を、星のように光りながらすうっと動いていくものを見たことはありませんか。それは、地球のまわりを回っている「国際宇宙ステーション」かもしれません。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の、宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターが、国際宇宙ステーション(ISS)を地上から見るための公式ガイドを出しています。
国際宇宙ステーションは、地上から約400kmの高さを飛んでいます。大きさはサッカー場ぐらいで、約90分で地球を1周しています。この宇宙ステーションには、日本の実験室「きぼう」もくっついています。
見ることができるのは、太陽がしずんだあとや、太陽がのぼる前の、2時間ぐらいの間です。1回に見える時間は、3分から4分半ぐらいです。
見るときは、望遠鏡を使わず、自分の目だけで見る「肉眼」がよいとされています。望遠鏡では見えるところがせまくなって、かえって見つけにくいからです。また、空を見上げたときの高さ(角度)が30度より高くなるときが、はじめて見る人には見つけやすいそうです。
国際宇宙ステーションが通る道の予測は、定期的に新しくされています。見える時刻は、1分ほど早くなったりおそくなったりすることがあるので、気をつけましょう。
むずかしい言葉を説明します。「国際宇宙ステーション(ISS)」は、たくさんの国が協力して作った、宇宙にうかぶ大きな建物です。人がそこで生活し、いろいろな実験をしています。「きぼう」は、その中にある日本の実験室です。「肉眼」とは、めがねや望遠鏡を使わず、自分の目だけで見ることです。
国際宇宙ステーションは、わたしたちの頭の上を毎日のように飛んでいます。見える時刻や方角を調べてから夜空を見上げれば、宇宙で活動している人たちのいる場所を、自分の目で見つけることができます。今夜、空を見上げてみてはどうでしょうか。