ヤマト運輸、ベトナムの大型トラックドライバーを5年で最大500名採用へ
みなさんの家にとどく荷物や、お店にならぶ品物の多くは、大きなトラックではこばれてきます。ところが今、日本ではこの荷物をはこぶトラックのドライバーが足りなくなってきています。大型トラックの運転には特別な力がいる上、はたらく人の年れいが上がり、新しく入る人が少ないからです。そこで、外国から来た人といっしょにこの仕事を支えていこうという動きが出てきました。
2025年11月12日、宅配便の会社であるヤマト運輸(親会社はヤマトホールディングス)と、FPTジャパンホールディングスは、ベトナム人の大型トラックドライバーを採用し、育てていくための基本合意書を結びました。これは、国の「特定技能制度」というしくみを使った計画です。計画では、毎年100名ずつ、5年間で最大500名のベトナム人を、大型トラックのドライバーとして採用します。
えらばれた人たちは、まずベトナムで6か月間、日本語(N4というレベル)と、安全に運転するためのきそを学びます。そのあと日本に来て、日本語学校で1年間研修を受け、日本語をN3というレベルまで上げ、大型トラックを運転するためのめんきょを取ります。そして2027年にヤマト運輸へ入社し、はなれた場所の間で大きな荷物をはこぶ大型トラックのドライバーとして、5年間はたらく予定です。
ニュースに出てきた「特定技能制度」とは、外国の人が決められた仕事の分野で日本ではたらけるようにする、国のしくみのことです。「基本合意書」は、二つの会社が「これからこういう形で進めましょう」と決めた、はじめの約束を書いた書類です。また、日本語のN4やN3は、日本語をどれくらい使えるかを表すもので、N4よりもN3のほうが、より多くの言葉を使えるしるしです。
みなさんのもとに荷物がとどく毎日は、たくさんの人にささえられています。これからは外国から来た人たちも、その大切な役わりをになうことになります。ちがう国の人と協力し、たがいの文化や習慣を大切にし合うことが、これからの社会ではますます大事になりそうです。