エアコンの事故をふせごう 室外機のまわりに物を置かないで
もうすぐ夏がやってきます。気温が高くなると、家ではエアコンを使う日が多くなります。エアコンは部屋をすずしくしてくれる、とても便利な電気の道具です。でも、使い方をまちがえると、火事につながることがあるのを知っていますか。
2025年6月10日、製品の安全をしらべる国の機関「NITE(エヌアイティーイー)」が、エアコンを使うときのあぶない行いと、事故をふせぐ方法について注意をよびかけました。NITEによると、2020年から2024年までの5年間に、エアコンの事故の報告が約360件もよせられたそうです。
とくにあぶないのが、室外機のまわりに、段ボールやごみを置いたままにすることです。物があると、小さな動物や虫がすみつき、中の配線をかじったり、電気の通り道にふれたりして、ショートを起こし、火が出ることがあります。2022年には、東京のベランダで、室外機のまわりにあった燃えやすい物に火がつき、まわりに火が広がって、4人が軽いけがをしました。
また、電源コードを正しくないやり方でつなぐと、火が出ることもあります。コードをつぎ足したり、ねじってつないだりした人の事故も、いくつも報告されています。さらに、自分でエアコンを直そうとして、むちゃな作業をしたために、室外機がこわれてはれつした事故もありました。
「室外機」とは、エアコンの熱を外に出すために、家の外に置かれている機械のことです。「ショート」は、電気が本来の通り道ではないところを流れて、急に大きな電気が流れることをいい、火が出る原因になります。
エアコンは、わたしたちの夏のくらしをささえてくれる大切な道具です。だからこそ、室外機のまわりに物を置かない、電源コードを正しく使う、自分でむりに直さない、といったことを家の人とたしかめておくことが、火事をふせぐことにつながります。これから暑くなる前に、家のエアコンのまわりを一度見てみるとよいでしょう。