イヤホンの使いすぎに注意 「耳の調査」発表
みなさんは、音楽を聞いたり動画を見たりするとき、イヤホンやヘッドホンを使うことがありますか。耳に入れたり頭につけたりするだけで、まわりに音をもらさずに楽しめるので、とても便利な道具です。電車の中や家の中で使っている人もたくさんいます。でも、長い時間、大きな音で使い続けると、耳の調子が悪くなることがあるかもしれません。今回、その「耳」について、たくさんの人に聞いた調査の結果が発表されました。
この調査を行ったのは、株式会社クロス・マーケティングです。2026年3月に調査を行い、2026年4月16日にその結果を公開しました。調べたのは、全国の20さいから79さいまでの男女、合わせて2,400人です。イヤホンやヘッドホンをどのくらい使っているか、耳のためにどんなことをしているか、そして「イヤホン・ヘッドホン難聴」(スマホ難聴)をどれくらい知っているか、不安に感じているかを調べました。
その結果、近い1カ月の間にイヤホンやヘッドホンを使った人は、全体の43%でした。「ほぼ毎日」使っている人は30%で、とくに20代から40代では3割をこえていました。さらに、若い年代である20代から30代では、使っている人が5割をこえていました。
言葉を知っているかどうかも調べました。「スマホ難聴」という言葉を知っている人は42%、「イヤホン・ヘッドホン難聴」という言葉を知っている人は56%でした。また、「イヤホン・ヘッドホン難聴」を不安に感じている人は38%で、これは前の年とほとんど変わりませんでした。おもしろいことに、よく使っている若い年代ほど、この言葉を知っている人が少ないということが分かりました。
ここで出てきた「難聴」とは、音が聞こえにくくなることです。大きな音を長い時間聞き続けると、耳の中の音を感じる部分がだんだんつかれて、聞こえにくくなることがあるといわれています。それがイヤホンやヘッドホン、スマホを使うことで起きるものを「イヤホン・ヘッドホン難聴」「スマホ難聴」とよんでいます。
この調査は、いちばんよく使っている若い人ほど、その危なさを知らないという様子を教えてくれました。耳は一生使う、大切な体の一部です。音の大きさを少し下げる、ときどき耳を休ませるなど、今からできることを心がけて、これからもずっと音楽や声を楽しめるようにしていきたいですね。