交通事故で亡くなった人がいちばん少なく 2026年の交通安全白書
みなさんは学校へ行くとき、道を歩いたり自転車に乗ったりしますね。道を歩くときや自転車に乗るときには、交通事故にあわないように気をつけることがとても大切です。日本では、交通事故で亡くなる人をへらすために、国が毎年そのようすや取り組みをまとめて、みんなに知らせています。
2026年6月12日、日本政府(内閣府)は、その年の交通事故のようすをまとめた「令和8年版交通安全白書」を閣議決定して発表しました。
この白書によると、2025年に交通事故で亡くなった人は2547人でした。これは、今のやり方で数え始めた1948年からあとで、いちばん少ない数です。少しずつ交通事故が減ってきていることが分かります。一方で、外国人が運転していて起きた交通事故は7906件あり、過去10年でいちばん多い数になりました。日本の運転めんきょを持つ外国人は133万8977人で、2016年からの10年間で60.7%ふえています。また、交通事故で亡くなった人のうち、65さい以上の人が全体の55.9%をしめていて、お年寄りを事故から守ることが大きな課題になっています。さらに、自転車に乗るときにヘルメットをかぶる人の割合がふえ、頭などのひがいを軽くするのに役立っていることも分かりました。国は新しく「第12次交通安全基本計画」をつくり、2032年までに交通事故で亡くなる人を1900人以下にへらすことを目標にかかげています。
「白書」とは、国がある問題のようすや取り組みを調べて、みんなに分かりやすくまとめて知らせる本のことです。「交通安全基本計画」とは、交通事故をへらすために、国がこれから何年かの間に行う取り組みをまとめた計画のことです。交通事故で亡くなる人が少なくなってきたのは、みんなが交通ルールを守り、ヘルメットをかぶるなどの工夫を続けてきたからです。みなさんも、道を歩くときや自転車に乗るときに気をつけ、ヘルメットをかぶることで、自分の命を守ることができます。一人ひとりの心がけが、これからの安全な社会につながっていきます。