10円玉えんたまなにでできている? 日本銀行にほんぎんこうがその中身なかみ公開こうかい

みなさんは毎日まいにち、おかね使つかったりたりしていますか。ものをするとき、さいふのなかには1円玉えんたま5円玉えんたま10円玉えんたま100円玉えんたまなどがはいっています。なかでも10円玉えんたまは、ほかのおかねとちがって、こげ茶色ちゃいろのようないろをしているので、すぐに見分みわけることができます。では、この10円玉えんたまは、いったいなにでできているのでしょうか。じっくりかんがえたことのあるひとは、あまりおおくないかもしれません。日本にほんのおかねにかかわるやくわりをになう「日本銀行にほんぎんこう」が、その10円玉えんたまのくわしい中身なかみ公開こうかいしています。

日本銀行にほんぎんこうによると、10円玉えんたまは「青銅せいどう」というきんぞくでできています。青銅せいどうは、どうというきんぞくを中心ちゅうしんにして、そこにほかのきんぞくをわせてつくられるものです。10円玉えんたま場合ばあいは、どう95%、「亜鉛あえん」が43%、「すず」が12%というわせになっています。つまり、ほとんどがどうでできているということです。おおきさは、まんなかをまっすぐとお直径ちょっけい23.5mmです。おもさは4.5gで、これを「量目りょうめ」とよびます。そして、この10円玉えんたまは、1959ねん昭和しょうわでいうと34ねんから発行はっこうつづいている、わたしたちがいまもふだん使つかっているおかねなのです。

ここで、いくつかの言葉ことば説明せつめいします。「組成そせい」とは、あるものなにによって、どれくらいの割合わりあいでできているかをあらわ言葉ことばです。10円玉えんたま組成そせいは、どう95%、「亜鉛あえん」が43%、「すず」が12%でした。「亜鉛あえん」や「すず」は、どうおなきんぞくの仲間なかまです。何種類なんしゅるいかのきんぞくをわせると、さびにくくしたり、じょうぶにしたりすることができます。理科りかまなんだように、おな体積たいせきでも種類しゅるいがちがうとおもさはちがってきます。10円玉えんたまのように、ざいりょうやおおきさ、おもさがきちんとめられているからこそ、おみせなどにある自動じどう機械きかいは、れられたおかねがどれかをただしく見分みわけることができるのです。いつも何気なにげなく使つかっているちいさな10円玉えんたまにも、こうしたこまかいまりがかくれています。おかね中身なかみると、毎日まいにちものすこしちがってえてくるはずです。