茨城県南部で「地震」 最大「震度」5弱 気象庁が発表
みなさんは、ふいに大地がゆれて、おどろいた経験があるでしょうか。日本は世界の中でも「地震」がとても多い国です。地下では、大きな岩の板(プレート)どうしがたがいにおし合っていて、その力でときどき大地がずれ動き、ゆれが起きます。学校でも、地震や火山のふん火で土地が変化し、ときに災害になるので、ふだんからの備えが大切だと学んできました。今回、茨城県の南の方を「震源」とする地震が起き、気象庁がくわしい内容を発表しました。
気象庁の発表によると、この地震が起きたのは2026年6月16日の午後7時46分です。「震源」(地震が起きた地下の場所)は茨城県南部で、その深さは地下およそ50kmでした。地震そのものの大きさを表す「マグニチュード」は5.5(まだ変わることのある、かりの数)でした。
それぞれの場所でのゆれの強さを表す「震度」は、もっとも大きいところで5弱を記録しました。5弱を記録したのは、群馬県の太田市と千代田町、埼玉県の加須市・本庄市・美里町の、合わせて5つの市と町です。さらに、東北地方から近畿地方にかけての広い地域で、震度4から1のゆれが観測されました。
気象庁は、この地震による「つなみ」の心配はないと発表しました。一方で、ゆれた地域では落石やがけくずれが起きるおそれがあるとして、注意をよびかけました。また、1週間ほどは「余震」(大きな地震のあとに続いて起きる地震)に気をつけるようにとも伝えました。気象庁の説明では、この地震は、海の側のプレートと陸の側のプレートがふれ合う境目のあたりで、岩がおし合う力によって起きたと考えられています。
ここで、ニュースに出てきた言葉を整理します。「震源」は地震が起きた地下の場所のことです。「マグニチュード」は地震そのものの大きさを表す数で、「震度」はそれぞれの場所でのゆれの強さを表すものです。同じ地震でも、場所によって震度はちがいます。「余震」は、最初の大きな地震のあとに続いて起きるゆれのことです。
地震がいつ起きるかを、前もって正確に当てることはとても難しいです。だからこそ、家具がたおれないようにしておく、にげ道を家族で話し合っておくなど、ふだんからの備えが、自分や家族の命を守ることにつながります。今回のように、落石やがけくずれ、余震に注意が必要なこともあります。気象庁などが伝える正しい情報を落ち着いて受け取り、安全な行動をとることが大切です。