月と三つの星が西の空にならんだよ
みなさんは、夕方の西の空を見たことがありますか。太陽がしずんだあと、空には月や星が光って見えてきます。月は形が日によって少しずつ変わり、星の中には、ほかの星よりもずっと明るく光って見えるものもあります。2026年6月、その明るい星と月が西の空にならぶ、めずらしいようすが見られました。
日本で天体のことをくわしく調べている「国立天文台」が、月が金星、木星、水星に近づくことを発表しました。金星、木星、水星は、夜空に明るく光って見える星です。
いちばんの見ごろは、6月18日の夜でした。この日、空には「月齢」3の細い月と、金星、木星、水星がならんで見えました。金星はマイナス4等という、とても明るい星です。細い月は、その金星よりも高いところに見えました。そして、上から月、金星、木星、水星のじゅんに、ななめにならんだのです。
水星は、見られるときが少ししかありません。6月16日には、水星が太陽からいちばんはなれて、夕方に見つけやすくなる時をむかえました。この日は、糸のように細い月齢1の月と水星がならびました。
そのよく日の6月17日には、月齢2の三日月が、マイナス1.8等の木星に近づきました。月は日がたつごとに、少しずつ太くなっていったのです。
ここで、出てきた言葉を説明します。「月齢」は、月が新しくなってから何日たったかを表す数です。この数が小さいほど、月は細く見えます。星の明るさを表す「等」という数は、数が小さいほど明るく、マイナスがつくとさらに明るい星です。
夕方の西の空を少し見上げるだけで、こうしためずらしい星のならびに気づくことができます。みなさんも、晴れた日には空を見上げて、月や星のうごきをかんさつしてみてください。