2026年7月16日(木)のこどもニュース
古い健康保険証が使える特別な対応、7月31日で終わります
病気やけがをしたとき、わたしたちは病院や薬局に行きます。そのとき受付で見せるのが健康保険証です。健康保険は、みんなで少しずつお金を出し合って、病院ではらうお金を少なくする、助け合いのしくみです。この健康保険証が今、マイナンバーカードを使う「マイナ保険証」のしくみへと切りかわっている最中です。そのため、これまでの紙などの保険証をいつまで使えるのか、国が広く案内しています。
国の役所である厚生労働省は、病院や薬局の受付で自分が健康保険に入っていることを確かめる方法として、「マイナ保険証」か「資格確認書」を見せる必要があると案内しています。これまでの健康保険証の有効期限は、2025年12月1日で終わりました。ただし、期限が切れた保険証を持ってきた人にも、例外として使うことを認める対応が続けられてきました。この特別な対応が、2026年7月31日で終わる予定です。また、マイナンバーカード本体の有効期限は10年(未成年の人は5年)で、カードの中に入っている「電子証明書」の有効期限は5年です。電子証明書の期限が切れても、切れてから3か月の間は健康保険証として使えます。期限の3か月前になると、案内が届いたり、新しくする手続きをすすめる表示が出たりします。さらに、スマートフォンでのマイナ保険証は2025年9月19日から順次使えるようになっていて、実物のマイナンバーカードの有効期限まで使えます。受付で資格の確認ができない場合の方法も3つ説明されています。マイナポータルの資格情報画面を見せる方法、「資格情報のお知らせ」という書類を見せる方法、「被保険者資格申立書」という書類を書く方法です。大きな災害が起きたときには、「災害時モード」というしくみで対応できることも説明されています。
ここで、難しい言葉を整理しましょう。「マイナ保険証」とは、マイナンバーカードを健康保険証として使えるように登録したものです。「資格確認書」とは、マイナ保険証を使わない人などに配られる、健康保険に入っていることを証明するものです。「電子証明書」とは、カードの中に入っていて、本人であることを証明するためのデータです。「マイナポータル」とは、国が運営するインターネット上のサイトで、自分の情報を確かめることができます。「被保険者資格申立書」とは、受付で確認ができないときに、自分が保険に入っていることを書いて申し出るための書類です。健康保険は、みなさんが病院に行くたびに関わる大切なしくみです。家に古い保険証が残っていないか、マイナンバーカードや電子証明書の期限が切れていないか、家族といっしょに確かめて、安心して病院に行ける準備をしておきましょう。