ぬすまれた3点の絵、イタリアのけいさつが取り返しました

みなさんは、絵をかざって多くの人に見せるびじゅつかんに行ったことがありますか。世界には、昔の画家がかいた、とても大切な絵がたくさんあります。イタリアのパルマという町の近くには、マニャーニ・ロッカざいだんという、有名な絵を集めてかざっているところがあります。ところが今年の3月22日の夜から23日の朝早くにかけて、そこから3点の絵がどろぼうにぬすまれてしまいました。

8月14日、イタリアで文化を守る国の役所である文化しょうが、うれしいニュースをローマで発表しました。ぬすまれていた3点の絵を、イタリアのけいさつであるカラビニエリが見つけて、取り返したのです。3点の絵は、セザンヌがかいたカップとさくらんぼの皿の絵、ルノワールがかいた魚の絵、そしてマティスのはん画で、どれも世界でとても有名な画家の作品です。見つけたのは、カラビニエリの中で文化財を守る仕事をするチーム(リーダーはアントニオ・ペッティさん)と、パルマの町のカラビニエリです。文化しょうのリーダーである文化相のアレッサンドロ・ジュリさんは、この仕事にはとても大きな意味があり、すばらしいうでまえでやりとげられ、地元の人たちに大切な文化財を取り返してくれた、とお礼の気持ちとほめる言葉を発表しました。アレッサンドロ・ジュリ文化相はさらに、文化財を守る国の仕事はいつもほこりであり、イタリアのすばらしさを表している、とも言いました。この発表は、8月14日の午後3時34分に出されました。
「カラビニエリ」とは、イタリアのけいさつのことです。その中には、絵などを守るせんもんのチームもあります。「文化財」とは、昔から大切に受けつがれてきた絵やたて物などの、みんなのたから物のことです。ぬすまれた絵がもどってきたので、地元の人たちは、また有名な絵を見ることができます。日本にも、お寺や昔の絵など、たくさんの文化財があります。みんなで大切に守っていけば、みらいの子どもたちも、すばらしい作品を見ることができますね。