1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


今の小学校や中学校の教科書は、紙でできています。ただ、紙の教科書には二次元コードがついていて、それを読みこむと、動画などを見られるものがあります。

2030年度からは、デジタルの形をふくむ教科書が使われるようになります。教科書は、国が「使ってよい」としらべてみとめたものだけが学校で使われます。このしらべを「検定」といいます。そこで国の役所の文部科学しょうは、2026年9月2日、デジタルの教科書にどんなものをのせてよいかを決めるための、もとになる考えを出しました。
なぜ今、こうした考えを出したのでしょうか。今の紙の教科書でも、二次元コードの先に、一つで合計5時間をこえる動画がついているものがあるからです。どれくらいの動画をのせるかをしっかりえらぶことが、問題になっているのです。
今回の考えでは、教科書にのせてよいものと、のせてはいけないものが、はっきりとあげられました。
のせてよいのは、図形やグラフを自分でうごかしながら、目で見て学べる「シミュレーション」や、やり方を身につけるのに役立つ動画などです。シミュレーションは、画面の中でためしにうごかして、どうなるかを見られるしくみのことです。
のせてはいけないのは、教科の学習とのかかわりがうすく、楽しむための部分が多いゲームやまんが、とてもたくさんのじょうほうを集めたデータ、くり返し練習するためのたくさんの問題や、入学しけんやしかくのしけんの問題、生き物や物などを全部のせたような図かんのデータ、先生のじゅぎょうのかわりになるような動画などです。
動画については、教科ごとのちがいを考えて、一つの教科書にのせられる動画の合計時間を、何時間までと決める方向です。動画でやり方を学ぶのがよい教科、かんさつやじっけんをして学ぶ教科、話したり書いたりする活動に動画が役立つ教科、そのほかの教科に分けて考えます。
また、教科書からほかのウェブサイトや、教科書ではない学習用のものへの「リンク」はのせないことも、きまりにする方向です。リンクとは、おすとほかのページに行けるしくみのことです。
この考えは、2030年度からの教科書をけんていするときに使われます。