教科書きょうかしょに動画どうがやゲームはどこまでのせてよい? デジタル教科書きょうかしょのきまりの考かんがえを国くにがしめす

教科書に動画やゲームはどこまでのせてよい? デジタル教科書のきまりの考えを国がしめす
デジタル教科書 出典: Dick Thomas Johnson (CC BY / Wikimedia Commons)

今いまの小学校しょうがっこうや中学校ちゅうがっこうの教科書きょうかしょは、紙かみでできています。ただ、紙かみの教科書きょうかしょには二次元にじげんコードがついていて、それを読よみこむと、動画どうがなどを見みられるものがあります。

教科書に動画やゲームはどこまでのせてよい? デジタル教科書のきまりの考えを国がしめす
デジタル教科書 出典: Dick Thomas Johnson (CC BY / Wikimedia Commons)

2030年度ねんどからは、デジタルの形かたちをふくむ教科書きょうかしょが使つかわれるようになります。教科書きょうかしょは、国くにが「使つかってよい」としらべてみとめたものだけが学校がっこうで使つかわれます。このしらべを「検定けんてい」といいます。そこで国くにの役所やくしょの文部科学もんぶかがくしょうは、2026年ねん9月がつ2日ふつか、デジタルの教科書きょうかしょにどんなものをのせてよいかを決きめるための、もとになる考かんがえを出だしました。

なぜ今いま、こうした考かんがえを出だしたのでしょうか。今いまの紙かみの教科書きょうかしょでも、二次元にじげんコードの先さきに、一ひとつで合計ごうけい5時間じかんをこえる動画どうががついているものがあるからです。どれくらいの動画どうがをのせるかをしっかりえらぶことが、問題もんだいになっているのです。

今回こんかいの考かんがえでは、教科書きょうかしょにのせてよいものと、のせてはいけないものが、はっきりとあげられました。

のせてよいのは、図形ずけいやグラフを自分じぶんでうごかしながら、目めで見みて学まなべる「シミュレーション」や、やり方かたを身みににつけるのに役立やくだつ動画どうがなどです。シミュレーションは、画面がめんの中なかでためしにうごかして、どうなるかを見みられるしくみのことです。

のせてはいけないのは、教科きょうかの学習がくしゅうとのかかわりがうすく、楽たのしむための部分ぶぶんが多おおいゲームやまんが、とてもたくさんのじょうほうを集あつめたデータ、くり返かえし練習れんしゅうするためのたくさんの問題もんだいや、入学にゅうがくしけんやしかくのしけんの問題もんだい、生いき物ものや物ものなどを全部ぜんぶのせたような図ずかんのデータ、先生せんせいのじゅぎょうのかわりになるような動画どうがなどです。

動画どうがについては、教科きょうかごとのちがいを考かんがえて、一ひとつの教科書きょうかしょにのせられる動画どうがの合計時間ごうけいじかんを、何時間なんじかんまでと決きめる方向ほうこうです。動画どうがでやり方かたを学まなぶのがよい教科きょうか、かんさつやじっけんをして学まなぶ教科きょうか、話はなしたり書かいたりする活動かつどうに動画どうがが役立やくだつ教科きょうか、そのほかの教科きょうかに分わけて考かんがえます。

また、教科書きょうかしょからほかのウェブサイトや、教科書きょうかしょではない学習用がくしゅうようのものへの「リンク」はのせないことも、きまりにする方向ほうこうです。リンクとは、おすとほかのページに行いけるしくみのことです。

この考かんがえは、2030年度ねんどからの教科書きょうかしょをけんていするときに使つかわれます。