1買い物客が、とつぜんさいがいの中に げきのようなぼうさいくんれん


毎日学校に通わなくてもよい高校なのに、学生はみんな、学校が用意した家でいっしょにくらします。そんな少しふしぎな高校が、2027年4月に開校する予定です。通わなくてよいのに、どうしてみんなで集まってくらすのでしょうか。

この高校の名前は、ドルトンX学園高等学校です。とくちょうは、「通信制」と「全寮制」と「探究学習」の三つを組み合わせていることです。通信制とは、毎日学校に通うのではなく、はなれた場所にいても勉強をすすめられるしくみです。全寮制とは、学生みんなが「学生寮」という、学校が用意したいっしょにくらす家に住むしくみです。探究学習とは、自分で問いを立てて、調べたり考えたりしてこたえをさがす学習です。はなれた場所で勉強できるしくみと、みんなで同じ家にくらすしくみは、反対のことのように見えます。ここがふしぎなところです。
この高校を作るのは、学校ほうじんのかわいじゅくです。本部は岩手県いちのせき市にあり、今、岩手県に学校を作ってよいとみとめてもらうための申しこみをじゅんびしています。かわいじゅくは2026年6月11日、東京キャンパスで、はじめての対面式のせつめい会を開き、学生りょうなどのたてものも見学できるようにすると発表しました。
東京キャンパスは、ちょうふ市にあるNTT東日本の「中央研修センタ」というたてものの中にあります。けんしゅうとは、はたらく人が仕事のために勉強することです。東京キャンパスは今、工事をしているところなので、見学するのは主に学生りょうです。
対面式のせつめい会は、6月20日、7月11日、8月5日に開かれる予定です。時間は午前10時から12時30分までで、きぼうする人は、そのあと午後1時まで、一組ずつ相談もできます。さんかできるのは中学生とほご者で、定員は40組です。オンラインのせつめい会や相談会も、7月18日や8月23日などに行われます。
では、はじめのふしぎにもどります。この高校の学生は、三年間ずっと同じ場所で学ぶのではありません。1年生と3年生のときは、いちのせきの本校と東京キャンパスに、半年ずつ住みます。2年生のときは、国内や外国にある学びの場所でくらしながら、たんきゅう学習をします。つまり、いろいろな土地に住みながら学ぶ高校なのです。いちのせきキャンパスでのせつめい会は、日をあらためて開かれる予定です。