千葉県の人口、初めて減りました
みなさんは「国勢調査」という言葉を聞いたことがありますか。これは、日本にどれくらいの人が住んでいて、どのような暮らしをしているかを5年ごとに調べる大切な調査です。1920年(大正9年)から始まり、今までずっと続いてきました。千葉県は東京の近くにあり、これまで人口が増え続けてきた県です。ところが、今回の調査でおどろく結果が分かりました。
2026年5月20日、千葉県の総合きかく部統計課が、2025年10月1日に行った国勢調査の速報値を発表しました。千葉県の人口は625万8,512人で、前の調査より2万5,968人(0.41%)減りました。国勢調査が始まった1920年から、千葉県の人口が減ったのは、今回が初めてのことです。
一方で、世帯の数は287万5,923世帯となり、前回より10万2,083世帯(3.68%)増えました。1つの世帯に住む人の数は平均2.18人で、前回より0.09人少なくなりました。これは、1人や2人で暮らす家が増えていることを表しています。
県内をくわしく見ると、人口が増えたのは県の西側の12市でした。最も多く増えたのは千葉市で2万19人(2.05%)の増加、増えた割合が最も大きかったのは流山市で7.65%でした。一方、人口が減ったのは25の市と17の町や村です。最も多く減ったのは市原市で9,913人(3.68%)の減少、減った割合が最も大きかったのはしば山町で13.17%でした。
「国勢調査」とは、5年に1度、国に住むすべての人を対象に行う調査のことです。「世帯」とは、いっしょに住んで生活している人の集まりのことです。「速報値」とは、まだ全部の数字を細かく直す前の、早めに出した数字のことをいいます。
人口が減ることは、学校に通う子どもの数や、お店、電車の本数など、わたしたちの生活にもえいきょうがあるかもしれません。なぜ人口が減る町と増える町があるのか、これからのまちづくりをどうしていけばよいか、みんなで考えていきたいですね。