2026年5月21日(木)のこどもニュース
千葉県の人口、初めて減りました
みなさんは「国勢調査」という言葉を聞いたことがありますか。これは、日本にどれくらいの人が住んでいて、どのような暮らしをしているかを5年ごとに調べる大切な調査です。1920年(大正9年)から始まり、今までずっと続いてきました。千葉県は東京の近くにあり、これまで人口が増え続けてきた県です。ところが、今回の調査でおどろく結果が分かりました。
2026年5月20日、千葉県の総合きかく部統計課が、2025年10月1日に行った国勢調査の速報値を発表しました。千葉県の人口は625万8,512人で、前の調査より2万5,968人(0.41%)減りました。国勢調査が始まった1920年から、千葉県の人口が減ったのは、今回が初めてのことです。
一方で、世帯の数は287万5,923世帯となり、前回より10万2,083世帯(3.68%)増えました。1つの世帯に住む人の数は平均2.18人で、前回より0.09人少なくなりました。これは、1人や2人で暮らす家が増えていることを表しています。
県内をくわしく見ると、人口が増えたのは県の西側の12市でした。最も多く増えたのは千葉市で2万19人(2.05%)の増加、増えた割合が最も大きかったのは流山市で7.65%でした。一方、人口が減ったのは25の市と17の町や村です。最も多く減ったのは市原市で9,913人(3.68%)の減少、減った割合が最も大きかったのはしば山町で13.17%でした。
「国勢調査」とは、5年に1度、国に住むすべての人を対象に行う調査のことです。「世帯」とは、いっしょに住んで生活している人の集まりのことです。「速報値」とは、まだ全部の数字を細かく直す前の、早めに出した数字のことをいいます。
人口が減ることは、学校に通う子どもの数や、お店、電車の本数など、わたしたちの生活にもえいきょうがあるかもしれません。なぜ人口が減る町と増える町があるのか、これからのまちづくりをどうしていけばよいか、みんなで考えていきたいですね。
東京都「クールビズでハーフパンツもOK」夏の服装はもっと自由に
みなさんは夏になると、教室の中でもあつくて、エアコンや風通しの工夫ですずしくすごしていると思います。日本の会社では、夏に「クールビズ」というよびかけがあって、ネクタイを外したり上着をぬいだりして、すずしいかっこうで働く取り組みが続けられてきました。これは、エアコンの温度を高めにしても、すずしくすごせるようにして、電気を大切に使うためのものです。
東京都の小池百合子知事は、2026年4月3日の定例記者会見で、「東京クールビズ」を進めるための新しい方針を発表しました。仕事の内容に合わせて、ハーフパンツをはくこともすすめる、という内容です。小池百合子知事は、合言葉として3つの「クール」をあげました。「はたらくかんきょう」「くらすかんきょう」「装うかんきょう」の3つです。たとえば、ノーネクタイ、ノージャケット、ポロシャツ、Tシャツ、スニーカー、ハーフパンツといった、すずしくて動きやすい服装を取り入れることをすすめています。ただし強制ではなく、仕事の内容やTPO(時・場所・場合)に合わせて、自分で選ぶことが大事だとしています。ねらいは、電気を大切に使うこと(省エネ)と、快適なくらしの両方をかなえることです。小池百合子知事は、クールビズが日本で始まった2005年から20年以上がたち、服装がだんだん軽くなってきた流れにもふれました。
「クールビズ」とは、夏にすずしいかっこうで働くことで、エアコンの温度を高めにしてもすごせるようにし、電気を大切に使う取り組みのことです。「TPO」は、Time(時)・Place(場所)・Occasion(場合)の頭文字で、その時の場面に合った行いや服装を選ぶ、という意味です。地球温暖化が問題となる中で、エアコンの使いすぎをへらすことは、SDGs(持続可能な開発目標)にも深く関係しています。これから夏が来たら、わたしたちも自分に合うすずしい服装や工夫を考えてみると、よりよいくらしにつながります。