ニューヨーク市 ワールドカップのチケットを1まい50ドルで売り出し
2026年6月から、サッカーのワールドカップが始まります。今回のワールドカップは、アメリカとカナダとメキシコの3つの国でひらかれます。その中でも、アメリカのニューヨーク市の近くにある「メットライフスタジアム」では、決勝戦をふくむ大切な試合がたくさん行われます。しかし、ワールドカップのチケットはとても高くて、ふつうの人にはなかなか買えません。
2026年5月21日、ニューヨーク市のマムダニ市長と、大会を運営する「NYNJ Host Committee」というそしきは、市民に向けたうれしい発表をしました。ワールドカップのチケット1,000まいを、1まい50ドル(日本のお金で約8,000円)という安いねだんで売ることに決めたのです。
このチケットで見られるのは、メットライフスタジアムで行われる7つの試合です。よせんが5試合と、決勝トーナメントが2試合あります。さらに、スタジアムまでの行き帰りに、無料でバスにも乗れます。
申しこめるのは、ニューヨーク市に住んでいる15才以上の人だけです。ちゅうせんは2026年5月25日の午前10時から5月30日の夜中までで、当せん者には6月3日に知らせが届きます。1人が1日に申しこめるのは1回までで、1日に集まる申しこみの数は50,000件までと決められています。当たった人は、自分とつれの分のあわせて2まいまで買うことができ、チケットを他の人にゆずることはできません。
マムダニ市長は、ハーレムにある「リトルセネガル」というアフリカから来た人が多く住むまちで、地いきのリーダーたちにかこまれてこの発表をしました。
ワールドカップは、4年に1度ひらかれるサッカーの大きな大会です。今回は出場する国の数が大きく増え、6月から世界中の人が集まります。ニューヨーク市のこの取り組みは、お金持ちでなくても世界の大きな大会を楽しめるようにという、市民へのおくり物といえます。みなさんも、テレビでワールドカップの試合を見るとき、世界のいろいろな人が楽しめるように工夫されていることを思い出してみてください。