スーパーの肉の値段、国が毎月調べています とりのもも肉は2年で19円アップ
おうちの人とスーパーへ買い物に行くと、とり肉やぶた肉、牛肉などがならんでいます。からあげやハンバーグなど、わたしたちの食事に肉はとても身近なものです。みなさんも「最近、肉が前より高くなったね」という話を聞いたことがあるかもしれません。こうした食べ物の値段が今どれくらいなのかを、国が決まったやり方でずっと調べています。
肉の値段を調べているのは、食べ物や農業、漁業などの仕事を受け持っている農林水産省というところです。農林水産省は、全国のお店で売られている食肉5品目の小売価格(お店でわたしたちが買うときの値段)を、毎月調べて発表しています。調べているのは、輸入牛肉、国産牛肉、ぶた肉、とり肉、それににわとりのたまご(鶏卵)の5つです。
調べる相手は、全国のおよそ470のお店です。都道府県ごとに10店ずつ選んで、民間の調査機関の人が実さいにお店をたずねて値段を確かめる、訪問という方法でおこなっています。発表する数字は、毎月12日をふくむ週の、次の週の火曜日に新しくします。いちばん新しい発表は2026年5月19日のものです。
たとえば、とりのもも肉の全国の平均小売価格を見ると、2024年5月には100グラムあたり135円でしたが、2026年5月には154円になりました。2年で19円高くなったことが分かります。この調査は2003年8月からずっと続けられていて、はじめは毎週調べていましたが、2012年5月からは毎月調べるやり方に変わりました。
ここで出てきた「小売価格」とは、お店でわたしたち買う人がしはらう値段のことです。「品目」とは、調べる物の種類のことで、今回は牛肉やぶた肉など5つの種類を指しています。国がこうして長い間、同じやり方で肉の値段を調べて発表しているのは、わたしたちが安心して食べ物を買えるようにするためです。
肉の値段は、毎日の食事や家の買い物に直せつつながっています。発表された数字を見ると、ふだん食べている物の値段がどう変わってきたのかが分かります。お店で肉を手に取ったとき、「今はどれくらいの値段なのかな」と考えてみると、食べ物と自分たちのくらしのつながりが見えてくるはずです。