「スマホつかれ」を感じる人が6割以上 Z世代の調査でわかったこと
みなさんは、毎日どれくらいスマートフォン(スマホ)を使っていますか。友だちと連らくを取ったり、動画を見たり、SNSで楽しい写真を見たりと、スマホは生活に欠かせない道具になっています。でも、長く使いすぎて、なんだか目や心がつかれてしまった、と感じたことはありませんか。今、そんな「スマホ疲れ」を気にする若い人が増えていることが、新しい調査でわかりました。
2026年3月12日、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントの研究チーム「SHIBUYA109 lab.」(所長:長田麻衣さん)が、ある調査の結果を発表しました。これは、15さいから24さいまでの「Z世代」とよばれる若い人574名に答えてもらった調査です。
調査の結果、62.2%の人が「スマホ疲れを感じている」と答えました。さらに、79.3%もの人が、そのつかれの大きな原因はSNSの利用だと答えています。そして67.6%の人が「SNSを使う時間を減らしたい」と思っていることもわかりました。また、70%以上の人が「スマホからはなれるためにやっていることがある」と答えました。具体的には、散歩をする人が20.2%、読書をする人が20.2%、映画館に行く人が16.4%でした。こうした活動を通して人々が求めているのは、リラックス(43.6%)、リフレッシュ(41.1%)、一つのことに集中すること(37.2%)でした。SHIBUYA109 lab.は、こうしたスマホからはなれる取り組みを「アテンション・デトックス」と名づけ、「自分に対するアテンション」「人に対するアテンション」「情報に対するアテンション」の3つの種類に分けて考えています。
ここで、いくつかの言葉を説明します。「Z世代」とは、だいたい今の10代から20代の若い人たちのことです。生まれたときから、すでにスマホやインターネットが身近にあった世代です。「アテンション」とは「注目すること」「気を向けること」という意味の言葉です。「デトックス」は「体の中の悪いものを外に出すこと」という意味で、ここではスマホからはなれて心を休ませることを表しています。つまり「アテンション・デトックス」とは、スマホやSNSにばかり向けていた注目を、自分や、まわりの人や、本当に大切な情報へと向け直して、心を休ませる取り組みのことです。スマホはとても便利で楽しい道具ですが、使いすぎるとつかれてしまうこともあります。時にはスマホを少しおいて、散歩や読書をしたり、家族や友だちと話したりする時間をつくることが、心や体を元気にしてくれるのかもしれません。この調査は、みなさんが自分のスマホの使い方を見直し、上手につき合っていくためのヒントになりそうです。