電気で走る三輪の乗り物「ビベルトライク」 お店が全国21店に
みなさんは、町を走る自動車を毎日見ていますね。多くの自動車は、ガソリンを燃やして走るときに「はいきガス」を出します。はいきガスは空気をよごし、かんきょうによくないことが知られています。そこで今、電気で走る乗り物が世界中で注目されています。電気で動くモーターは、ガソリンを燃やさないので二酸化炭素を出さず、音も静かだからです。
そんな中、外国でよく見かける三輪の小さな乗り物「トゥクトゥク」を、電気で走るように作りかえた新しい乗り物が、日本でも広がり始めています。
2026年5月、株式会社バブル(代表は鈴木俊介さん)は、電動の「VIVEL TRIKE(ビベルトライク)」という乗り物を売るお店のネットワークが、全国で20店をこえて21店に増えたと発表しました。この会社は、いつか日本の47都道府県すべてにお店を広げることを目指しています。
ビベルトライクは、これまでによく売れていて、2026年2月の時点で合わせて300台より多く売り上げています。
この乗り物には、いくつかの特ちょうがあります。まず、ふつうの自動車のめんきょ(運転してよいという許可)があれば運転できます。電気のモーターで動くため音が小さく、家庭にあるふつうのコンセント(100ボルト)でじゅう電できます。さらに、ふつうの自動車に必要な「車検」や「車庫証明」がいりません。
使い方もいろいろです。個人が自分で乗るほかに、観光地で旅行者に貸し出したり、広いしせつの中での移動に使ったりと、さまざまな場面で役立てることができます。
ここで、出てきた言葉を説明します。「トゥクトゥク」とは、タイなどの外国でよく使われている、三つの車輪がついた小さな乗り物のことです。「車検」とは、自動車が安全に走れるかどうかを調べるけんさのことです。「車庫証明」とは、その車を置く場所があることを証明する手続きのことです。これらがいらないので、ふつうの自動車より気軽に使うことができます。
電気で走る乗り物が増えると、はいきガスがへって、わたしたちの町の空気がきれいになります。みなさんが大人になるころには、こうした静かでかんきょうにやさしい乗り物が、もっと身近なものになっているかもしれません。