東京の山にクマがすんでいる!ツキノワグマの数が分かったよ
みなさんは、東京にクマがすんでいることを知っていますか。東京の西がわには、高い山や林が広がる場所があります。そこには「ツキノワグマ」という、むねに白い月のようなもようがあるクマがすんでいます。クマは、木の実や虫などを食べて、山の中でくらしています。生き物が、まわりのしぜんと関わって生きていることは、みなさんも学校で学びましたね。クマがどこに、どれくらいいるのかを知ることは、人もクマも安全にくらすために、とても大切なことです。
このたび、東京都のかんきょう局が、ツキノワグマについて調べたことを発表しました。れいわ7年度の調査では、東京にいるツキノワグマの数は、少なくて120頭、多くて378頭で、へいきんすると235頭くらいだと分かりました。そして、その数はふえてきているそうです。クマがすんでいるのは、八王子市、おうめ市、あきる野市、日の出町、ひのはら村、おくたま町の六つの地いきです。たてと横が1キロメートルの広さの中に、0.47頭のクマがすんでいると考えられています。
また、クマをつかまえる「狩猟」は、へいせい20年4月1日かられいわ9年3月31日まで、してはいけないことになっています。一方で、ある地いきからクマがいなくなってしまうことも心配されています。南たま地いきでは「絶滅危惧2類」、西たま地いきでは「準絶滅危惧」という、いなくなる心配の度合いがつけられています。
「狩猟」とは、山などにすむ動物をつかまえることです。「絶滅危惧」とは、その生き物が、いつか地球からいなくなってしまうかもしれない、ということです。クマの数はふえてきていますが、それでも、いなくなる心配が全くなくなったわけではありません。クマが多くなると、人がくらす町の近くにクマが出てくることもあります。だからこそ、東京都のかんきょう局のように、クマの数や、すんでいる場所をきちんと調べることが大切なのです。人とクマが、それぞれ安全にくらしていけるように、わたしたちも、自分たちのまわりの自然と生き物について、これからも考えていきたいですね。