日本に来た外国の人の困りごと 一番は「ごみ箱の少なさ」
みなさんは、町なかや駅で外国から来た人を見かけたことがありますか。日本には、毎年たくさんの外国の人が旅行に来ています。知らない国を旅していると、ことばが通じなかったり、思うようにいかなかったりして、困ることもあります。では、日本を旅した外国の人たちは、どんなことに一番困っているのでしょうか。
日本の「観光庁」という、旅行に関する仕事をする役所が、日本に来た外国の旅行者に向けて調査を行い、その結果を発表しました。これは、外国の人が旅行しやすいかどうかを調べるためのもので、令和7年1月18日から令和8年1月13日までの間に行われ、4110件の答えが集まりました。
旅行中に困ったこととして、最も多かった答えは「ごみ箱の少なさ」で、17.2パーセントでした。次に多かったのは「スタッフとのコミュニケーション」で15.4パーセント、その次は「観光地の混雑」で12.9パーセントでした。
「ごみ箱の少なさ」は、前の回の調査と比べて4.7ポイント減りましたが、それでもまだ一番多い困りごとでした。
「観光庁」とは、日本に来る旅行者を増やしたり、旅行しやすいまちをつくったりする仕事をしている、国の役所です。「スタッフとのコミュニケーション」とは、お店や駅などで働く人とのことばのやり取りのことで、日本語と外国語のちがいから、うまく伝え合えないことがあるのです。
これらの困りごとの中には、わたしたちが少し気をつけるだけでも減らせるものがあります。たとえば、ごみを正しく持ち帰ったり、困っている人に声をかけたりすることです。外国の人が「また日本に来たい」と思えるまちをつくることは、わたしたちみんなの未来にもつながっていきます。