大分県九重町でがけがくずれる 住宅をのみこみ女性が大けが
みなさんは、雨がたくさん降ったあとは、山やがけの近くがふだんよりあぶない、と聞いたことがあるかもしれません。理科で学んだように、流れる水には土をけずったり運んだりする力があり、地面の中にたくさん水がしみこむと、山のがけの土や石が一気にすべり落ちることがあります。これを「土砂崩れ」といいます。今回は、その「土砂崩れ」が大分県で起きて、人が大けがをしました。
2026年6月17日の午後7時ごろ、大分県の「防災対策企画課」が発表しました。大分県九重町松木で「土砂崩れ」が起き、住宅が一けん巻きこまれました。くずれた土や石は、横のはばが30メートル、高さも30メートルもありました。家にいた女性は下半身がうもれて、足の骨を折る重傷を負いました。県や町は、近くにすむ9世帯30人に「避難指示」を出し、住民はあんぜんな場所へ移りました。また、近くを通る県道「下恵良九重線」は、600メートルにわたって通行止めになりました。一度くずれた場所は、もう一度くずれる「二次災害」のおそれもあるため、注意が続いています。
ここで言葉を整理します。「土砂崩れ」は、山やがけの土や石が一気にすべり落ちることです。「避難指示」は、命があぶないので、すぐにあんぜんな場所へ移ってくださいという、強いよびかけです。「二次災害」は、一度起きた災害のあとに、続けて起きてしまう災害のことです。「重傷」は、なおるのに時間がかかる大きなけがを指します。社会の学習でもあったように、災害から命を守るには、国や県・町の助けだけでなく、家族で水や食べ物を用意しておくこと、雨が強い日は早めに動くことなど、自分たちでできる備えが大切です。今回のニュースを、自分の住む町のあぶない場所や、にげる道を家族で話し合うきっかけにしてみてください。