2026年7月12日(日)のこどもニュース
牛肉料理が100円に!熊本大学がテスト前の学生をお肉でおうえん
スーパーやコンビニで、「前より値段が上がったな」と感じたことはありませんか。今の日本では、食べ物をはじめいろいろな物の値段が上がる「物価高騰」が続いていて、毎日の食事にかかるお金が増え、大学生の生活も苦しくなっています。熊本県にある国立大学法人熊本大学では、テストの直前の時期に勉強にはげむ学生たちを、おいしいお肉でおうえんしようという取り組みが生まれました。
熊本大学(経営企画本部 基金運営室・熊本大学基金)は2026年7月1日、「テスト直前!お肉でエール!食の支援プロジェクト」を行うと発表しました。7月13日(月)から17日(金)までの5日間だけ、大学の中にある4つの食堂・売店で、牛肉料理4品を通常の価格から大きく値引きして提供します。値引きされるのは、「プルコギ風炒め」(おかずのみ)が500円から100円に、「ローストビーフ丼」(中)が680円から280円に、「プルコギ丼」(弁当)と「牛天丼」(弁当)がそれぞれ680円から280円に、という内容です。場所は、「黒髪北地区学館食堂」、「黒髪南地区FORICO」、医学部保健学科の「本荘南」、「薬学部蕃滋館食堂」の4つです。このプロジェクトのお金のもとになっているのは、「学生にお肉を食べてもらいたい」という想いのこもった寄付金と、熊本大学基金への寄付、そして熊本大学生活協同組合の協賛です。1日に出す数は場所ごとに決められていて、たとえば黒髪北地区学館食堂の「プルコギ風炒め」は220食です。数が限られているので、なくなりしだい終わりになります。
ここで、難しい言葉を確認しましょう。「物価高騰」は、物の値段が大きく上がり続けることです。「支援」は、力を貸して人を助けることです。「寄付」は、人や社会のために、お金や品物をおくることです。「協賛」は、取り組みに賛成して、お金などを出して協力することです。「基金」は、ある目的のために集めて、ためておくお金のことです。今回のプロジェクトは、「がんばる学生を助けたい」という多くの人の気持ちが、寄付という形で集まって実現しました。みなさんが大学生になるころにも、物の値段の変化はくらしにえいきょうをあたえるかもしれません。そんなとき、社会全体で助け合うしくみがあることを、このニュースは教えてくれます。身近なところでできる助け合いは何か、考えてみませんか。
身近な公園にも毒キノコ? 大阪市が「オオシロカラカサタケ」に注意を呼びかけ
みなさんは、公園や校庭のしばふに、白くて大きなキノコが生えているのを見たことがありますか。キノコは山の中に生えるものと思われがちですが、実は町の中の身近な場所にも生えます。そして、その中には、食べると体に害のある「毒キノコ」もあります。見た目が食用のキノコとよく似ているものもあるため、まちがえて食べてしまう事故が起きています。そこで大阪市が、毒キノコに気をつけるよう呼びかけています。
大阪市の健康局生活衛生部生活衛生課食品衛生グループは、毒キノコ「オオシロカラカサタケ」などによる「食中毒」への注意を発表し、2026年3月16日にも情報を新しくして呼びかけを続けています。オオシロカラカサタケは、夏から秋にかけて、公園のしばふや家の庭、校庭など、人がつくった草地に生える大型のキノコで、かさの直径が20センチメートル近くにもなります。食用の「カラカサタケ」に姿が似ているため、まちがえて食べられやすいのです。もし食べてしまうと、「悪寒」や頭痛が起きたり、はいたり、げりをしたり、時には血便が出たりするなど、胃や腸にはげしい不調が起こります。
キノコによる食中毒は、例年、秋の9月から11月ごろに多く起きています。しかし大阪市内では、令和元年(2019年)の8月に、オオシロカラカサタケによる食中毒が発生しました。また、平成17年(2005年)の9月と平成20年(2008年)の9月にも、同じような食中毒が起きています。大阪市は、ほかにもまちがえて食べられやすい毒キノコとして、「クサウラベニタケ」「ツキヨタケ」「ニガクリタケ」の名前を挙げています。
ここで、記事に出てきた言葉を確認しましょう。「食中毒」とは、毒のあるものや、ばいきんのついた食べ物を食べて、腹痛やげり、はき気などの不調を起こすことです。「悪寒」とは、体がぞくぞくとふるえるような、強いさむけのことです。
毒キノコは、遠い山の中だけでなく、みなさんが毎日あそぶ公園や校庭にも生えることがあります。大きくて立派なキノコを見つけても、けっしてとって食べたり、口に入れたりしてはいけません。「知らないキノコは、とらない、食べない、人にあげない」を心がけることが、自分と家族の健康を守ることにつながります。