2026年7月13日(月)のこどもニュースNews for Monday, July 13, 2026

オーストラリアの海辺うみべに「宇宙うちゅうごみ」? あやしい物体ぶったい4個こが見みつかる

夜空よぞらを見上みあげると、月つきや星ほしのほかに、人工衛星じんこうえいせいが小ちいさく光ひかって動うごいていくのが見みえることがあります。世界せかいの国々くにぐにはロケットで人工衛星じんこうえいせいを打うち上あげ、天気予報てんきよほうや放送ほうそうなどに役立やくだてています。しかし、使つかい終おわったロケットや人工衛星じんこうえいせいの一部いちぶが、地球ちきゅうに落おちてくることがあります。もし海辺うみべで遊あそんでいるときに、見みたことのない大おおきな物体ぶったいを見みつけたら、おどろいてしまいますね。そのような出来事できごとが、オーストラリアで実際じっさいに起おこりました。

オーストラリアのクイーンズランド州警察しゅうけいさつは、2026年ねん7月がつ4日よっか午後ごご4時じ17分ふん、クイーンズランド州しゅうのタウンズビルという町まちの北きたにあるフォレストビーチで見みつかった、あやしい物体ぶったい4個こについて発表はっぴょうしました。クイーンズランド州警察しゅうけいさつが対応たいおうを始はじめたのは、7月がつ3日みっかの午後ごご2時じ30分ぷんです。物体ぶったいは次々つぎつぎと見みつかり、4個目こめは7月がつ4日よっかの午後ごご2時じ30分ぷんに発見はっけんされました。クイーンズランド州警察しゅうけいさつは、それぞれの物体ぶったいの周囲しゅうい50メートルを立入禁止区域たちいりきんしくいきにして、人ひとが近ちかづけないようにしました。その後ご、クイーンズランド州しゅうの消防しょうぼうが物体ぶったいを安全あんぜんな状態じょうたいにしたため、「公共安全保全法こうきょうあんぜんほぜんほう」という法律ほうりつにもとづいて出だされていた宣言せんげんは解除かいじょされました。クイーンズランド州警察しゅうけいさつは、地域ちいきの人々ひとびとへの危険きけんはなく、警察けいさつが調しらべる事件じけんでもないと説明せつめいしています。そして、物体ぶったいは「宇宙うちゅうごみ」の疑うたがいがあるとして、くわしいことはオーストラリア宇宙庁うちゅうちょうに問とい合あわせるよう案内あんないしました。

ここで、難むずかしい言葉ことばを整理せいりしましょう。「宇宙うちゅうごみ」とは、役目やくめを終おえた人工衛星じんこうえいせいや、打うち上あげに使つかわれたロケットの部品ぶひんなどが、宇宙うちゅうに残のこってごみになったものです。多おおくは地球ちきゅうに落おちてくるとちゅうで燃もえてなくなりますが、燃もえ残のこった部品ぶひんが地上ちじょうや海うみに落おちてくることもあります。「公共安全保全法こうきょうあんぜんほぜんほう」は、みんなの安全あんぜんを守まもるためのオーストラリアの法律ほうりつで、危険きけんがあるかもしれない場所ばしょに人ひとが入はいれないようにするなどのきまりを定さだめています。「オーストラリア宇宙庁うちゅうちょう」は、オーストラリアで宇宙うちゅうに関かんする仕事しごとをまとめて行おこなう国くにの機関きかんです。世界せかいでは今いま、たくさんの人工衛星じんこうえいせいが打うち上あげられていて、宇宙うちゅうごみは増ふえ続つづけています。わたしたちの生活せいかつは、天気予報てんきよほうや位置情報いちじょうほうなど、宇宙うちゅうの技術ぎじゅつに支ささえられています。今回こんかいのニュースは、宇宙うちゅうを安全あんぜんに使つかい続つづけるために、世界せかいの国々くにぐにが協力きょうりょくして考かんがえていかなければならない課題かだいがあることを教おしえてくれます。

EUの専門家せんもんかが、子こどものSNS利用りようについて報告書ほうこくしょを発表はっぴょうしました

みなさんの中なかには、SNSや動画どうがサイトを毎日まいにちのように使つかっている人ひとも多おおいのではないでしょうか。SNSはとても便利べんりですが、いやがらせのメッセージが届とどいたり、知しらない大人おとなが近ちかづいてきたりする危険きけんもあります。情報化じょうほうかが進すすむと生活せいかつは便利べんりになる一方いっぽうで、新あたらしい課題かだいも生うまれます。そこで今いま、世界せかいの国々くにぐには、インターネット上じょうで子こどもをどう守まもるかを真しんけんに考かんがえ始はじめています。ヨーロッパの多おおくの国々くにぐにでつくる連合れんごうであるEUでも、この問題もんだいが大おおきな話題わだいになっています。

2026年ねん7月がつ13日にち、EUの政治せいじを進すすめる組織そしきである「欧州委員会おうしゅういいんかい」が、子こどものオンライン安全あんぜんについての報告書ほうこくしょを公表こうひょうしました。この報告書ほうこくしょをまとめたのは、「欧州委員会おうしゅういいんかい」のトップであるウルズラ・フォンデアライエン委員長いいんちょうが設置せっちした「子こどものオンライン安全あんぜんに関かんする特別とくべつパネル」という専門家せんもんかの集あつまりです。専門家せんもんかパネルは2026年ねん3月がつから6月がつにかけて3回かいの会合かいごうを開ひらき、話はなし合あいを重かさねてきました。報告書ほうこくしょには、子こどもの保護ほごや、子こども自身じしんの力ちからを高たかめる「エンパワーメント」を強つよめること、SNSなどのデジタルサービスを「年齢ねんれいに応おうじた利用りよう」にしていくことについての提言ていげんがふくまれています。

あわせて「欧州委員会おうしゅういいんかい」は、EUで行おこなった世論調査よろんちょうさ「Flash Eurobarometer(フラッシュ・ユーロバロメーター)」の結果けっかも公表こうひょうしました。この調査ちょうさでは、「サイバーいじめ」やいやがらせを心配しんぱいすると答こたえた人ひとが回答者かいとうしゃの71%、大人おとなが悪わるい目的もくてきでネットを通つうじて子こどもに近ちかづく「オンライングルーミング」や、子こどもを性的せいてきに利用りようすることを心配しんぱいすると答こたえた人ひとが70%にのぼりました。さらに、回答者かいとうしゃの約やく3分ぶんの2が、年ねんれいによって子こどものSNSの利用りようを制限せいげんするEUのルールを望のぞんでいることも分わかりました。「欧州委員会おうしゅういいんかい」は、夏なつの休やすみが終おわった後あとの秋あきごろに、この報告書ほうこくしょにもとづいた具体的ぐたいてきな政策せいさくを提案ていあんする予定よていです。

ここで、ニュースに出でてきた言葉ことばを説明せつめいします。「欧州委員会おうしゅういいんかい」は、EU全体ぜんたいのルールや政策せいさくを考かんがえて提案ていあんする、EUの中心ちゅうしんとなる組織そしきです。「サイバーいじめ」は、インターネット上じょうで人ひとを傷きずつけたり、いやがらせをしたりすることです。「オンライングルーミング」は、大人おとなが悪わるい目的もくてきをかくして、SNSなどで子こどもと仲良なかよくなろうとすることです。「エンパワーメント」は、子こども自身じしんが危険きけんに気きづき、自分じぶんの身みを守まもる力ちからを高たかめることです。「年齢ねんれいに応おうじた利用りよう」は、子こどもの年ねんれいに合あった使つかい方かたをするという考かんがえ方かたです。

今回こんかいの動うごきはヨーロッパでの話はなしですが、SNSの危険きけんは日本にほんに住すむわたしたちにも関係かんけいがあります。情報じょうほうを正ただしく判断はんだんし、責任せきにんをもって使つかう「メディアリテラシー」は、これからの時代じだいにますます大切たいせつになります。みなさんも、このニュースをきっかけに、SNSとの付つき合あい方かたや、自分じぶんの身みを守まもる方法ほうほうについて考かんがえてみてください。