ねだんが上がって食べ物が買えない 8736の子育て家庭の声

みなさんは、パンやおかしのねだんが前より高くなったと感じたことはありませんか。今、日本ではいろいろな物のねだんが上がっていて、まい日の食事にこまる家庭もあります。そこで、こまっている子どもや家庭をたすける活動をしている、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンという会は、夏休みに食べ物をとどける「子どもの食 応援ボックス」にもうしこんだ家庭に、くらしの様子をたずねる調べを行いました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2026年6月1日から18日までこの調べを行い、7月30日にけっかを発表しました。答えたのは、全国の8736の家庭で、ひとり親の家庭や、女の人が答えた家庭が多くをしめました。けっかを見ると、10の家庭のうちおよそ9の家庭が「ぶっか高で、十分な食べ物を買うお金がない」と答えました。この1年の間に、ひつような食べ物を買えなかったことがある家庭は、10のうちおよそ6でした。1人が1日の食事に使えるお金は500円より少なく、2025年の調べよりもへっていました。また、10のうち6より多くの家庭で、家のお金が赤字になっていて、26.2パーセントの家庭はお金をかりて、36.9パーセントの家庭はちょ金を取りくずしてくらしていました。電気・ガス・水道などのお金のしはらいにこまったことがある家庭は33パーセントでした。2026年4月に始まった、学校のきゅう食のお金を安くする取り組みについては、半分より多くの家庭が「よい」と答えましたが、31.7パーセントの家庭は「きゅう食のりょうや中身が悪くなるのでは」と心配していました。もし、じどう手当が月に1万円ふえたら、54.9パーセントの家庭が「食べ物を買うお金にする」、45.2パーセントの家庭が「服を買うお金にする」と答えました。このけっかをもとに、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは国に、こまっている家庭へのお金のたすけをふやすこと、食べ物をとどけるたすけを強くすること、きゅう食をただにする学校をもっとふやすこと、高校生の昼ごはんもたすけることなどをもとめました。
ここで、むずかしい言葉をせつ明します。「物価高」とは、食べ物などいろいろな物のねだんが上がることです。「赤字」とは、入ってくるお金よりも、出ていくお金のほうが多いことです。「児童手当」とは、子どもを育てる家庭に国からわたされるお金のことです。ものの ねだんが上がることは、みなさんの家の買い物や、学校のきゅう食にもつながる話です。こまっている人をどうたすけたらよいか、家族や友だちと話してみるのもよいですね。