2026年8月2日(日)のこどもニュース
ねだんが上がって食べ物が買えない 8736の子育て家庭の声

みなさんは、パンやおかしのねだんが前より高くなったと感じたことはありませんか。今、日本ではいろいろな物のねだんが上がっていて、まい日の食事にこまる家庭もあります。そこで、こまっている子どもや家庭をたすける活動をしている、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンという会は、夏休みに食べ物をとどける「子どもの食 応援ボックス」にもうしこんだ家庭に、くらしの様子をたずねる調べを行いました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2026年6月1日から18日までこの調べを行い、7月30日にけっかを発表しました。答えたのは、全国の8736の家庭で、ひとり親の家庭や、女の人が答えた家庭が多くをしめました。けっかを見ると、10の家庭のうちおよそ9の家庭が「ぶっか高で、十分な食べ物を買うお金がない」と答えました。この1年の間に、ひつような食べ物を買えなかったことがある家庭は、10のうちおよそ6でした。1人が1日の食事に使えるお金は500円より少なく、2025年の調べよりもへっていました。また、10のうち6より多くの家庭で、家のお金が赤字になっていて、26.2パーセントの家庭はお金をかりて、36.9パーセントの家庭はちょ金を取りくずしてくらしていました。電気・ガス・水道などのお金のしはらいにこまったことがある家庭は33パーセントでした。2026年4月に始まった、学校のきゅう食のお金を安くする取り組みについては、半分より多くの家庭が「よい」と答えましたが、31.7パーセントの家庭は「きゅう食のりょうや中身が悪くなるのでは」と心配していました。もし、じどう手当が月に1万円ふえたら、54.9パーセントの家庭が「食べ物を買うお金にする」、45.2パーセントの家庭が「服を買うお金にする」と答えました。このけっかをもとに、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは国に、こまっている家庭へのお金のたすけをふやすこと、食べ物をとどけるたすけを強くすること、きゅう食をただにする学校をもっとふやすこと、高校生の昼ごはんもたすけることなどをもとめました。
ここで、むずかしい言葉をせつ明します。「物価高」とは、食べ物などいろいろな物のねだんが上がることです。「赤字」とは、入ってくるお金よりも、出ていくお金のほうが多いことです。「児童手当」とは、子どもを育てる家庭に国からわたされるお金のことです。ものの ねだんが上がることは、みなさんの家の買い物や、学校のきゅう食にもつながる話です。こまっている人をどうたすけたらよいか、家族や友だちと話してみるのもよいですね。
AIが作ったものだと分かるように EUで新しいルールがスタート

みなさんは、コンピューターやスマートフォンで、AIとおしゃべりをしたことがありますか。今のAIは、本物そっくりの絵や動画、文章まで作れるようになっています。でも、目の前のものが人の作ったものか、AIの作ったものか分からないと、うそのじょうほうにだまされてしまうかもしれません。そこで、ヨーロッパの国ぐにが集まってできたEUは、みんなが安心してAIを使えるように、AI法という新しい決まりを作りました。

2026年8月2日、EUのヨーロッパ委員会は、AI法の第50じょうにもとづく新しいルールのくわしい手引き(ガイドライン)を発表し、この日からルールがスタートしました。
新しいルールは、大きく分けて五つあります。一つ目は、チャットボットのようにAIと対話できるサービスでは、使う人に、相手がAIであることをつたえることです。二つ目は、AIが作った絵や写真、音声、動画などに、きかいが読み取れるマークをつけることです。三つ目は、ディープフェイクについて、AIで作ったり手をくわえたりしたものだと、はっきり分かるようにすることです。四つ目は、人の気持ちをAIで読み取るしくみや、顔や体のとくちょうで人を分けるしくみを使うときに、そのことを本人につたえることです。五つ目は、みんなのくらしにかかわる大切なことがらについてAIが書いた文章に、AIが書いたと分かるラベルをつけることです。ただし、人がしっかり読んで手直しした文章には、ラベルをつけなくてもよいことになっています。
また、2026年8月2日より前に作られたものには、あとからラベルをつけなくてもよいことになっています。マークをつけたり、マークを見つけたりするルールだけは、2026年12月2日まで、じゅんびのための時間がみとめられています。
ルールを守らなかった会社は、EUで使われているお金で、さいだい1500万ユーロか、前の年の世界での売り上げの3パーセントの、どちらかのばっ金をはらわなければなりません。ただし、小さな会社には、むりが大きくなりすぎないように、そのきぼに合わせて考えられます。ルールが守られているかどうかは、おもにEUに入っているそれぞれの国の役所が見はります。EUのAIオフィスというところの役わりは、かぎられたものになっています。また、EUの役所などが使うAIについては、EDPSというデータを守る役所がたんとうします。
ここで、むずかしい言葉の意味をまとめます。「AI法」は、EUが作った、AIを安全に使うためのほうりつです。「チャットボット」は、人とおしゃべりをするように、文字や声でやりとりができるAIのことです。「ディープフェイク」は、本当にいる人や、ある物・場所・グループ・出来事などににせて、本物のように見えるように、AIが作ったり手をくわえたりした絵・音声・動画のことです。
日本でくらすわたしたちも、AIが作った絵や動画をインターネットで目にすることがふえています。何が本物で、何がAIが作ったものなのかを考えながら見る力が、これからますます大切になっていきます。
花火大会の日、道の駅の車をとめる場所がいっぱいに ながおか花火館からのおねがい

夏の夜空に大きく開く花火は、たくさんの人の楽しみです。にいがた県ながおか市では、毎年8月2日と3日に、ながおかまつり大花火大会が開かれます。日本でも有名な花火大会で、遠くからも多くの人が車で見に来ます。ところが、この大会のたびに、こまったことが起きています。

ながおか市にある道の駅ながおか花火館は、2025年7月11日、花火大会の期間中の車のとめ方についてのおねがいを発表しました。ながおか花火館は24時間いつでも使うことができ、お金のかからない、車をとめる場所がやく350台分あります。しかし毎年、花火大会を見るために来た人が長い時間車をとめたり、人ののっていない車をとめたままはなれてしまったりして、車をとめる場所がいっぱいになってしまいます。そのため、買い物や休けいで道の駅を使いたい人が、車をとめられないことが起きているのです。そこで、ながおか花火館のぶしまた駅長は、車をとめるのは「2時間以内のご利用」にしてほしいとおねがいし、みんなが気持ちよく使えるように、わかって力をかしてほしいとよびかけています。
「道の駅」とは、車で出かける人がとちゅうで休んだり、トイレを使ったり、その土地の食べ物やおみやげを買ったりできる場所のことです。車をとめる場所は、みんなで使う大切な場所です。花火大会のような楽しい日こそ、まわりの人のことを考えることが大切です。みなさんも家の人と車で出かけるときは、きまりを守って、みんなが気持ちよく使えるようにしたいですね。