南極のしごとを聞いてみよう 日本科学未来館で夏休みの自由研究イベント

夏休みの自由研究で、何を調べようかと迷っている人はいませんか。地球のいちばん南にある南極は、厚い氷におおわれた、とても寒い土地です。日本からは遠くはなれていますが、日本も南極へ観測隊を送り、空気や氷、生き物などを長い間調べてきました。こうした調査を続けるには、研究者の力だけでは足りません。寒さに負けない建物や服、毎日の食べ物、電気を用意する人たちなど、たくさんの人の仕事に支えられています。そのような、ふだんはあまり知られていない南極の仕事を、子どもたちが直接聞ける会が開かれます。

東京にある日本科学未来館は、いま開かれている特別展「大南極展」の関連イベントとして、「夏休み自由研究フェス ~おしえて!南極観測応援隊~」を行うと発表しました。この会には、実際に南極の観測を支えている会社の担当者と、南極地域観測隊として現地で活動した経験のある人が登場します。ふだんはなかなか知ることのできない南極のしごとを、トークセッションやワークショップを通してくわしく伝えます。これは1日限りの特別なイベントで、夏休みの自由研究に役立つ内容になっています。
「トークセッション」とは、何人かが集まって、あるテーマについて話し合うことです。「ワークショップ」とは、話を聞くだけでなく、参加した人が自分の手を動かして体験する集まりのことです。南極地域観測隊は、国が南極に送り出している調査のチームで、研究者のほかに、食事づくりや機械、電気などを受け持つ人たちも加わっています。南極で調べたことは、地球の空気や気温がどう変わってきたのかを知る手がかりになり、わたしたちのくらしにもつながっています。南極の研究が、いろいろな会社やさまざまな役割の人たちに支えられていると知れば、自分の好きなことや得意なことが、いつか未来の研究につながるかもしれないと気づけるはずです。