トイプードルやしば犬も警察犬に 茨城県警察が35頭をしょうかい

みなさんは、警察の仕事を手伝う「警察犬」を知っていますか。犬は、人よりもはるかにすぐれた、においをかぎ分ける力を持っています。警察は、この力を借りて、事件や事故の手がかりを調べたり、行方不明になった人を探したりしています。警察犬と聞くと、シェパードのような大きな犬を思いうかべる人が多いかもしれません。しかし実は、体の小さな犬も警察犬として働いているのです。

2026年6月1日、茨城県警察は、令和8年度の嘱託警察犬(足跡追及犬)35頭を、犬の名前・犬種・年れいとともにしょうかいしました。35頭の内訳は、シェパードが20頭、ラブラドールリトリーバーが4頭、トイプードルが4頭、ゴールデンリトリーバーが1頭、ミックスが1頭、しば犬が1頭、コーイケルホンディエが1頭、スタッフォードシャーブルテリアが1頭、オーストラリアンラブラドゥードルが1頭、さつまビーグルが1頭です。大型犬のシェパードが中心ですが、トイプードルやしば犬、ミックス犬といった小型・中型の犬も、正式に嘱託警察犬として指定されていることが分かります。
ここで、むずかしい言葉をせつ明します。「嘱託警察犬」の「嘱託」とは、外部の人に仕事をたのむことです。つまり嘱託警察犬は、警察が飼っている犬ではなく、ふだんは民間の飼い主のもとでくらし、必要なときに警察に協力する犬のことです。また「足跡追及犬」とは、地面などに残った人のにおいをたどって、その人が歩いた道すじを追いかける犬のことです。犬種や体の大きさに関係なく、訓練を積んでにおいを追う力をみがけば、警察の大切な仕事をになうことができるのです。みなさんの家や近所にいるような身近な犬たちが、行方不明の人を見つけたり、事件のかい決に役立ったりして、わたしたちの安全なくらしを支えてくれています。町で小さな犬を見かけたら、その中に地いきを守るヒーローがいるかもしれない、と考えてみると楽しいですね。