千葉県の14の市に大雨特別警報 直ちに命を守る行動を

夏は、台風や急に強く降る雨によって、大きな災害が起こりやすい季節です。理科で学んだように、台風や大雨は、土砂くずれや、川の水があふれる災害を引き起こすことがあります。そのため日本では、大雨の危険の大きさを1から5までの数字で表す、けいかいレベルという仕組みを使って、人々にひなんを呼びかけています。その中で最も危険なのが、レベル5です。

令和8年8月13日、気象庁と国土交通省は、千葉県の千葉市、市川市、船橋市、松戸市、佐倉市、習志野市、かしわ市、市原市、八千代市、我孫子市、かまがや市、四街道市、印西市、白井市の14の市に、けいかいレベル5にあたる大雨特別警報を発表しました。気象庁は、この雨を「これまでに経験したことのないような大雨」だと説明しています。そして、土砂災害のおそれがある場所や、水につかるおそれがあるとされている場所では、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高いとして、「命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況」だと警告しました。
また気象庁は、大雨特別警報の発表を待つのではなく、すでに出されているひなんの情報に直ちに従うように呼びかけています。ふだんは災害が起きないとされている場所でも、最大級のけいかいが必要だとしています。さらに気象庁は、今後、大雨特別警報が発表される市町村が増える可能性があるとしています。
ここで、難しい言葉を説明します。「警戒レベル」とは、災害の危険の大きさと、とるべき行動を1から5の数字で表す仕組みで、数字が大きいほど危険が大きいことを表します。「大雨特別警報」とは、気象庁が出す大雨についての情報の中で最も強いもので、けいかいレベル5にあたり、命に危険がせまっていることを意味します。大雨は、いつ、どこで起こるか分かりません。社会で学んだように、災害から命を守るには、国や市の助けである公助だけでなく、家庭での備えである自助も大切です。ひなんする場所や、どのタイミングでひなんするかを、家族と話し合っておくことが、自分の命を守ることにつながります。