手足口病てあしくちびょうやプール熱ねつに注意ちゅうい 大阪市おおさかしが夏なつかぜの予防法よぼうほうを発表はっぴょう

手足口病やプール熱に注意 大阪市が夏かぜの予防法を発表
手足口病 出典: KlatschmohnAcker (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

夏なつはプールや水遊みずあそびが楽たのしい季節きせつです。しかしこの時期じきは、小ちいさな子こどもを中心ちゅうしんに、人ひとから人ひとへうつる病気びょうきである感染症かんせんしょうが流行りゅうこうしやすくなります。夏なつに流行りゅうこうするこれらの病気びょうきは、まとめて夏なつかぜと呼よばれています。そこで大阪市おおさかしの保健所ほけんじょは、2026年ねん7月がつ15日にち、夏なつかぜについての正ただしい知識ちしきと予防よぼうのしかたをホームページで発表はっぴょうし、市民しみんに注意ちゅういを呼よびかけました。

手足口病やプール熱に注意 大阪市が夏かぜの予防法を発表
手足口病 出典: KlatschmohnAcker (CC BY-SA / Wikimedia Commons)

大阪市保健所おおさかしほけんじょが取とり上あげたのは、手足口病てあしくちびょう、咽頭結膜熱いんとうけつまくねつ、ヘルパンギーナという三みっつの病気びょうきです。咽頭結膜熱いんとうけつまくねつは、プール熱ねつとも呼よばれています。この三みっつの病気びょうきは、6月がつごろから乳幼児にゅうようじ(小ちいさな子こども)を中心ちゅうしんに病気びょうきになる人ひとが増ふえ始はじめ、7月がつから8月がつにもっとも多おおくなります。

それぞれの病気びょうきには、次つぎのような特とくちょうがあります。手足口病てあしくちびょうは、ウイルスが体からだに入はいってから3日みっかから5日いつかの潜伏期間せんぷくきかんのあとに、38度以下どいかの熱ねつが出でます。多おおくは軽かるくすみますが、まれに、ずいまくえん・脳のうえん・心筋しんきんえんといった、脳のうや心臓しんぞうにかかわる重おもい病気びょうきになることもあります。咽頭結膜熱いんとうけつまくねつは、アデノウイルスというウイルスが原因げんいんで、潜伏期間せんぷくきかんは5日いつかから7日なのか、39度どから40度どの高たかい熱ねつが出でます。ヘルパンギーナは、エンテロウイルスというウイルスが原因げんいんで、潜伏期間せんぷくきかんは2日ふつかから4日よっか、38度以上どいじょうの熱ねつが急きゅうに出でます。

三みっつの病気びょうきには、どれも特効薬とっこうやくがありません。そのため、熱ねつや痛いたみをやわらげる対症療法たいしょうりょうほうが中心ちゅうしんになります。予防よぼうのためには、手洗てあらいをしっかりすること、便べんなどをきちんと処理しょりすること、タオルをほかの人ひとと共用きょうようしないことが大切たいせつです。咽頭結膜熱いんとうけつまくねつでは、プールのあとにシャワーを浴あびて、目めを洗あらうこともすすめられています。大阪市保健所おおさかしほけんじょは、それぞれの病気びょうきのうつり方かたや経過けいかについても、あわせて説明せつめいしています。

ここで、ニュースに出でてきた言葉ことばを説明せつめいします。「感染症かんせんしょう」とは、ウイルスなどの目めに見みえない小ちいさな病原体びょうげんたいが体からだに入はいって起おこり、人ひとから人ひとへうつる病気びょうきのことです。「潜伏期間せんぷくきかん」とは、病原体びょうげんたいが体からだに入はいってから、熱ねつなどが出でるまでの期間きかんのことです。「対症療法たいしょうりょうほう」とは、病気びょうきそのものを治なおす薬くすりがないときに、熱ねつを下さげたり痛いたみをやわらげたりしながら、体からだが自分じぶんの力ちからで回復かいふくするのを助たすける治なおし方かたのことです。また、プール熱ねつの正式せいしきな名前なまえである「咽頭結膜熱いんとうけつまくねつ」の「咽頭いんとう」はのど、「結膜けつまく」は目めの表面ひょうめんをおおうまくを表あらわしています。夏なつかぜは、手洗てあらいなど毎日まいにちの小ちいさな心こころがけで予防よぼうできる病気びょうきです。プールや外遊そとあそびを思おもい切きり楽たのしむためにも、自分じぶんの手てで自分じぶんと家族かぞく、友ともだちの健康けんこうを守まもっていきましょう。