30年以内ねんいないに50〜60パーセント ちか地方ちほうおおきなしんがこる確率かくりつくにはじめて区域くいきごとに公表こうひょう

30年以内に50〜60パーセント 近き地方で大きな地しんが起こる確率を国が初めて区域ごとに公表
活断層 出典: Spedi-sit (PD / Wikimedia Commons)

50パーセントから60パーセント」。これは、大阪府おおさかふ京都府きょうとふ兵庫県ひょうごけん奈良県ならけんなどがある「近畿きんき地方ちほうで、今後こんご30年以内ねんいないおおきなしんがこる確率かくりつです。政府せいふの「しん調ちょうけんきゅうすいしんほん」という、しんについて研究けんきゅうし、その結果けっか国民こくみんつたえるくに機関きかん事務局じむきょくが、令和れいわ8ねん2026ねん8がつ28にち公表こうひょうしました。

30年以内に50〜60パーセント 近き地方で大きな地しんが起こる確率を国が初めて区域ごとに公表
活断層 出典: Spedi-sit (PD / Wikimedia Commons)

この確率かくりつは、マグニチュード6.8以上いじょうしんを対象たいしょうにしています。マグニチュードはしんそのものの規模きぼあらわ数字すうじで、おおきいほど規模きぼおおきいしんです。

今回評価こんかいひょうか対象たいしょうになったのは、ちか地方ちほうにある「活断層かつだんそう」です。活断層かつだんそうは、地下ちかいわ大昔おおむかしから何度なんどもずれうごいてきたのうち、これからもずれうご可能性かのうせいがあるものをいいます。活断層かつだんそうがずれうごくと、その真上まうえやまわりの土地とちつよいゆれがこります。しん調ちょうけんきゅうすいしんほん今回こんかいちか地方ちほうにある45活断層かつだんそうについて、これまでの評価ひょうか見直みなおしたり、あたらしく評価ひょうかくわえたりしました。

そのうえで、ちか地方ちほうを「近畿北西部きんきほくせいぶ」「近畿三角帯きんきさんかくたい」「紀伊半島きいはんとう」のみっつの区域くいきけ、区域くいきごとの確率かくりつしました。半島はんとうは、和歌山県わかやまけんなどがある、ちか地方ちほうみなみおおきくうみへつき半島はんとうです。区域くいきごとの確率かくりつは、38活断層かつだんそうがあるちか三角帯さんかくたい40パーセントから60パーセント、7つの活断層かつだんそうがあるちか北西部ほくせいぶ30パーセント、1つの活断層かつだんそうがある半島はんとう7パーセントです。ちか三角帯さんかくたい半島はんとうさかい位置いちするちゅうおうこうぞうせんだんそうたいは、両方りょうほう区域くいきぞくするものとして評価ひょうかされました。

これまでくには、おもにマグニチュード7以上いじょうしんをこすおそれのある主要しゅよう活断層帯かつだんそうたいを、ひとひと評価ひょうかしてきました。今回こんかいはその対象たいしょうをマグニチュード6.8以上いじょうひろげ、地域全体ちいきぜんたいでどれくらいの確率かくりつになるかをまとめてしめす「活断層かつだんそう地域評価ちいきひょうか」をちか地方ちほうおこないました。ちか地方ちほう区域くいきごとの確率かくりつ公表こうひょうされたのは、今回こんかいはじめてです。

おなじような地域評価ちいきひょうかはほかの地域ちいきでもすでにおこなわれていて、九州きゅうしゅう30パーセントから42パーセント、中国地方ちゅうごくちほう50パーセント、四国しこく9パーセントから15パーセント、関東かんとう50パーセントから60パーセントです。ちか地方ちほう50パーセントから60パーセントは、関東かんとうならたか数字すうじです。

しん調ちょうけんきゅうすいしんほん今後こんご中部ちゅうぶ東北とうほく北海道ほっかいどう各地域かくちいきについても、じゅん地域評価ちいきひょうかおこなって公表こうひょうする予定よていです。