ゆかにうつるあんないで、電車でんしゃのこみぐあいをならせるか 東京とうきょうメトロ北千住駅きたせんじゅえきでじっけん

ゆかにうつるあんないで、電車のこみぐあいをならせるか 東京メトロ北千住駅でじっけん
東京メトロ千代田線 出典: puffyjet (CC BY 2.0 / Flickr)

朝あさや夕方ゆうがたの電車でんしゃは、同おなじ列車れっしゃでも、ぎゅうぎゅうにこんでいる車両しゃりょうと、わりと空あいている車両しゃりょうがあります。東京とうきょうメトロ千代田線ちよだせんの北千住駅きたせんじゅえきでは、このこみぐあいのかたよりを小ちいさくすることが、大おおきなかだいでした。こんでいる車両しゃりょうと空あいている車両しゃりょうのちがいを小ちいさくして、こみぐあいをならすことを「混雑平準化こんざつへいじゅんか」といいます。

ゆかにうつるあんないで、電車のこみぐあいをならせるか 東京メトロ北千住駅でじっけん
東京メトロ千代田線 出典: puffyjet (CC BY 2.0 / Flickr)

北千住駅きたせんじゅえきでは、2024年ねん12月がつから、駅えきのコンコースにある画面がめんに、号車ごうしゃごとのこみぐあいをうつしてきました。コンコースとは、駅えきの中なかの広ひろい通路つうろのことです。こみぐあいは「列車混雑計測れっしゃこんざつけいそくシステム」で計算けいさんしていて、今いまこの時ときのこみぐあいが分わかるようになっています。

ただ、こみぐあいを見みせるだけで、人ひとがどれくらい空あいている車両しゃりょうの方ほうへ動うごくのかは、まだくわしく分わかっていません。それをたしかめるには、人ひとの流ながれを数字すうじではからなければなりません。

そこで、東京とうきょうメトロとシャープ、レスターの3つの会社かいしゃは、2026年ねん9月がつ9日ここのかから数すうか月げつのあいだ、新あたらしいじっけんを行おこなう予定よていです。画面がめんにくわえて、ゆかにもあんないをうつすのです。駅えきに着ついた列車れっしゃのこみぐあいに合あわせて、わりと空あいている号車ごうしゃの方ほうへ歩あるくようにすすめるあんないを、光ひかりでゆかにうつし出だします。使つかうのは、シャープの「Omject」というプロジェクションのぎじゅつです。プロジェクションとは、プロジェクターのように、光ひかりで絵えや文字もじをうつし出だすことです。

じっけんの前まえには、じゅんびとして、ゆかにまだ何なにもうつしていない時ときの人ひとの流ながれを調しらべます。駅えきのコンコースの分わかれ道みちにカメラをつけ、うつった人ひとのすがたをコンピューターで分ぶんせきして、どちらへ何人なんにんが歩あるいたかを数字すうじではかります。カメラでうつしたものは、その場ばですぐに人数にんずうのデータに直なおされ、写真しゃしんや動画どうがとしてのこされることはありません。

3つの会社かいしゃには、それぞれ役やくわりがあります。東京とうきょうメトロは、人ひとをどうあんないするかを考かんがえ、こみぐあいのデータを出だし、じっけんの場所ばしょを用意よういします。シャープは、人ひとの流ながれをみちびくシステムを作つくり、ゆかにうつす絵えや文字もじを作つくります。レスターは、人ひとの流ながれをはかるためのきかいを用意よういします。

じっけんでは、ゆかのあんないでこみぐあいがならされるか、また、うつすタイミングによって人ひとの動うごきがどうちがうかを、数すうか月げつかけて調しらべます。