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「世界文化遺産」という言葉は、ニュースや旅行の案内などで目にすることがあります。

世界文化遺産は、国際連合の機関であるユネスコが、世界のすべての人にとって大切な建物や町並みなどを、未来に守り伝えるために登録するものです。日本では富士山などが登録されています。世界文化遺産に登録されるためには、まず国が「この場所を登録してほしい」とユネスコに推せんする必要があります。そのため、日本の中でどこを推せんするかを、あらかじめ決めておくことになります。
その推せんの候補を決めるにあたって、文化庁が意見を求めているのが「文化審議会」です。文化審議会は、文化について専門家が話し合う会議で、その中に世界文化遺産のことを話し合う世界文化遺産部会があります。
令和8年9月3日、この世界文化遺産部会が開かれ、滋賀県のひこね城を令和8年度の世界文化遺産の推せん候補とすることが、文化庁に答申されました。「答申」とは、国などから意見を求められた会議が、話し合った結果を返すことです。つまり、専門家たちが「今年度はひこね城を推せんの候補にするのがよい」という考えを、文化庁に伝えたということです。
この発表を担当しているのは、文化庁の文化資源政策・記念物課です。文化庁は、ひこね城についてくわしくまとめた資料もあわせて公開しています。