1光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人


新型コロナウイルスが日本で広がりはじめたころ、北海道は国内で早い時期に流行が起きた場所でした。そのため北海道では、大学が閉まって学生が通えない期間がありました。授業やサークル、友だちとの時間など、いつもの大学生活が急に止まったのです。

こうした期間に、大学生の体や心の健康がどう変わったのかをくわしく調べた研究が、2026年9月24日に発表されました。研究を行ったのは、教育学研究院のじゅん教授、山仲勇二ろうの研究グループです。
研究の対象になったのは、新型コロナウイルスの国内初期流行地である北海道の大学生です。山仲勇二ろうの研究グループは、大学が閉まっていた期間に学生の健康が悪化したことを調べました。そして、そのデータをくわしく調べた結果、ねむることと「身体活動」の変化が、健康の悪化と改善の主な原因であることを見つけました。
身体活動とは、運動をふくめて、体を動かすこと全体を指す言葉です。歩いたり、スポーツをしたり、家の中で動いたりすることもふくまれます。
今回の研究で分かったのは、健康が悪くなるときだけでなく、よくなるときにも、ねむり方と体の動かし方の変化が主な原因になっていたということです。大学に通えない期間に、学生の生活のリズムがどう変わったかが、健康に大きく関わっていたのです。