山やまの初雪はつゆきの調しらべ方かたが変かわる 人ひとの目めから計算けいさんへ

山の初雪の調べ方が変わる 人の目から計算へ
旭岳 出典: 気象庁ホームページ

山やまの頂上ちょうじょうに雪ゆきが積つもったかどうかを調しらべる方法ほうほうには、人ひとが目めで見みて確たしかめる「目視もくし」と、観測かんそくのデータをもとに計算けいさんで雪ゆきの深ふかさを求もとめる方法ほうほうがあります。気象庁きしょうちょうは、この二ふたつのうち、使つかう方法ほうほうを目視もくしから計算けいさんへと切きりかえました。

山の初雪の調べ方が変わる 人の目から計算へ
旭岳 出典: 気象庁ホームページ

夏なつが終おわったあと、山やまの頂上ちょうじょうに初はじめて雪ゆきが積つもることを「初冠雪はつかんせつ」といいます。気象庁きしょうちょうは全国ぜんこく44の山やまを対象たいしょうに、初はつかん雪せつの情報じょうほうを出だしています。これまでは、目視もくしで観測かんそくした日ひを記録きろくしていました。

新あたらしい方法ほうほうでは、「解析積雪深かいせきせきせつしん」を使つかって、山頂さんちょうに雪ゆきが積つもっているようすを伝つたえます。解析積雪深かいせきせきせつしんとは、雪ゆきがどれくらいの深ふかさまで積つもっているかを、観測かんそくのデータなどから計算けいさんして求もとめたものです。

この方法ほうほうに変かわったのは「2027寒候年かんこうねん」からです。寒候年かんこうねんとは、前まえの年としの8月がつからその年としの7月がつまでの1年間ねんかんを指さす言葉ことばで、2027寒候年かんこうねんは2026年ねん8月がつから始はじまっています。目視もくしによる観測かんそくは、2026寒候年かんこうねんまでで終おわりました。

気象庁きしょうちょうが2026年ねん10月がつ3日みっかの時点じてんで出だしている情報じょうほうには、4日よっか以内いないに初はつかん雪せつした山やまとして、あさひだけがのっています。あさひだけの初はつかん雪せつの日ひは、2026年ねん10月がつ2日ふつかでした。

ただし、新あたらしい方法ほうほうで出だした日ひと、2026寒候年かんこうねんまでの目視もくしによる観測日かんそくびとは、調しらべ方かたがちがいます。そのため気象庁きしょうちょうは、今年ことしの日付ひづけと過去かこの日付ひづけを単純たんじゅんに比くらべることはできないとしています。「去年きょねんより早はやい」「いつもの年としよりおそい」といった比くらべ方かたは、そのままではできなくなります。