トキがしが県けんまで飛とんできた かんきょうしょう「近ちかづかず、しずかに見守みまもって」

トキがしが県まで飛んできた かんきょうしょう「近づかず、しずかに見守って」
トキ 出典: belvedere04 (CC BY / Wikimedia Commons)

さど島しまからとんできたとみられるトキが、しが県高島市けんたかしましなどで見みつかりました。「環境省かんきょうしょう」は、トキを見みつけても近ちかづかず、しずかに見守みまもることをおねがいしています。環境省かんきょうしょうは、国くにの役所やくしょで、自然しぜんや生いき物ものを守まもる仕事しごとをしています。

トキがしが県まで飛んできた かんきょうしょう「近づかず、しずかに見守って」
トキ 出典: belvedere04 (CC BY / Wikimedia Commons)

どうしてこのようなおねがいをするのでしょうか。トキがいるという話はなしがSNSで広ひろまると、たくさんの人ひとが写真しゃしんをとりに集あつまりました。車くるまをとめたり、カメラの三さんきゃくを立たてたりして、地元じもとの人ひとにめいわくがかかりました。そして、トキはその場所ばしょからいなくなってしまいました。

そこでかんきょうしょうは、トキを見みつけても近ちかづかずしずかに見守みまもることと、トキがどこにいるのかが分わかるような話はなしをSNSなどで広ひろめないことを、みんなにおねがいしています。トキの見方みかたは、「トキのみかた」という本州ほんしゅうなどでトキを見みる人向ひとむけのリーフレットと、動画どうが「トキを観察かんさつするときは」にまとめられています。

今回こんかいのトキは、今年ことしの5月がつ5日いつかにふくい県けんつるが市しで、6月がつ18日にちと8月がつ21日にち、23日にち、24日にじゅうよっか、29日にちにしが県高島市けんたかしましで見みつかりました。かんきょうしょうは10月がつ9日ここのかにこのことを発表はっぴょうしました。しが県けんでトキが見みつかったのは、2008年ねんにトキをはじめて自然しぜんにはなした「放鳥ほうちょう」のあと、はじめてのことです。さど島しまから300キロメートル以上いじょうもはなれた場所ばしょでトキが見みつかったのも、これがはじめてです。

このトキには、トキの一羽一羽いちわいちわを見分みわけるために足あしにつける「足環あしわ」がありません。そのため、どのトキかは分わかりません。けれども、見みつかった場所ばしょと時期じきから、さど島しまの野生やせいで生うまれたトキだと考かんがえられています。

2008年ねんの放鳥ほうちょうのあと、本州ほんしゅうではトキを見みたという話はなしがおよそ6500回かいもよせられています。