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文部科学省は2025年(令和7年)10月30日、クマが現れたときに学校や登下校の安全をどう守るかについて、全国の都道府県と指定都市の教育委員会などに「事務連絡」を出しました。事務連絡とは、役所から役所へ、仕事の上で必要なことを伝える文書のことです。この文書には、かん境省と厚生労働省も協力しました。

全国でクマによるひ害が起きていることを受けて、文部科学省は、児童生徒の安全を守るために気をつける点を示しました。
文書で示された主な点は五つあります。一つ目は、クマがどこに現れたかという情報を確かめることです。二つ目は、通学路を点検し、必要なら通学路を変えることです。三つ目は、クマが現れたときの安全対策と、学校や家庭、役所の間の連らくの体制を整えることです。四つ目は、学校が持っている「危機管理マニュアル」にクマへの対応を加えることです。危機管理マニュアルとは、災害や事故などの危険が起きたときにどう動くかを前もって決めておく手引きのことです。五つ目は、児童生徒や教職員に注意をよびかけることです。
また、具体的な進め方の参考として、かん境省がつくったクマ対応マニュアルを新しくしたものや、北海道の危機管理の手引き、花巻市と男鹿市のマニュアルといった自治体の資料を見るよう求めました。
さらに文部科学省は、クマなどの動物によるひ害を受け持つ役所の部署や、警察署とも協力するよう求めました。