1光で脳の神経をあやつる研究にノーベル賞 アメリカとドイツの3人


文部科学省は2025年(令和7年)10月30日、クマが現れたときに学校や登下校の安全をどう守るかについて、全国の都道府県と指定都市の教育委員会などに「事務連絡」を出しました。事務連絡とは、役所から役所へ、仕事の上で必要なことを伝える文書のことです。この文書には、かん境省と厚生労働省も協力しました。

全国でクマによるひ害が起きていることを受けて、文部科学省は、児童生徒の安全を守るために気をつける点を示しました。
文書で示された主な点は五つあります。一つ目は、クマがどこに現れたかという情報を確かめることです。二つ目は、通学路を点検し、必要なら通学路を変えることです。三つ目は、クマが現れたときの安全対策と、学校や家庭、役所の間の連らくの体制を整えることです。四つ目は、学校が持っている「危機管理マニュアル」にクマへの対応を加えることです。危機管理マニュアルとは、災害や事故などの危険が起きたときにどう動くかを前もって決めておく手引きのことです。五つ目は、児童生徒や教職員に注意をよびかけることです。
また、具体的な進め方の参考として、かん境省がつくったクマ対応マニュアルを新しくしたものや、北海道の危機管理の手引き、花巻市と男鹿市のマニュアルといった自治体の資料を見るよう求めました。
さらに文部科学省は、クマなどの動物によるひ害を受け持つ役所の部署や、警察署とも協力するよう求めました。

フランスの首都パリに、マルシェ・デ・ザンファン・ルージュという名前の市場があります。大きな屋根の下に、食べ物を売る店や料理を出す店がならんでいます。この市場の起源は17世紀までさかのぼり、パリで最も古い屋根付き市場として知られています。フランスでは、長い歴史があって大切に守るべき建物を「歴史的建造物」として指定していますが、この市場もそのひとつです。

この市場が、2026年10月11日の夜から12日にかけて、火災にあいました。日曜日から月曜日にかけての夜のことです。フランス文化省は、市場の建物が「部分的に焼失」した、つまり建物の一部が焼けてなくなったと発表しました。
火災を受けて、フランス文化省のカトリーヌ・ペガール文化大臣は、10月12日に「プレスリリース」を出しました。プレスリリースとは、役所や会社が、新聞やテレビなどに向けて正式に考えを伝える文書のことです。ペガール大臣はその中で、火災でひがいを受けた商人や職人、飲食店の店主と、市場の近くに住む人たちに対して、かなしみの気持ちを伝え、支えていく考えを示しました。
ペガール大臣はまた、消火や救助にあたった消防隊や救助隊についても、その勇気と専門的な技術、そして火が出てから最初の数分間での対応をほめました。

中国の「国家広播電視総局」という、テレビやインターネットの番組を管理する国の役所が、2026年7月31日、「微短劇」と呼ばれる短いドラマについての新しいきまりを公布しました。公布とは、国が決めたきまりを正式に発表することです。このきまりの名前は「微短劇発展管理弁法」で、総局令第16号として出されました。

微短劇は、日本では「ショートドラマ」とも呼ばれています。きまりの第2条では、1話の長さが20分より短く、主題がはっきりしていて、話の筋が続いていて完結している連続ドラマのことだと定めています。
今回のきまりで注目されているのは第34条です。AI(人工知能)の技術を使って生成したり制作したりしたショートドラマには、国の関連する規定に従って、各話の目立つ位置に、AIで作ったことを示す表示を付けなければならないと決められました。表示を付けるのは、作品を制作した機関と、インターネットなどで配信する事業者の両方です。これによって、見る人は各話を見るときに、その作品がAIで作られたものだと分かることになります。
また、第12条から第16条では、「一類微短劇」と呼ばれる種類のショートドラマについて、制作する前に役所に届け出て、その内容を公示する「備案公示制」というしくみを定めています。公示とは、決まった内容を広く人々が見られるように公開することです。届け出たあとで、主要な人物の位置づけや筋書きを変える場合は、もう一度届け出をしなければなりません。
第54条によると、このきまりは2026年9月1日から使われ始めると定められています。

佐賀県にある国立大学の佐賀大学は2025年8月27日、「コスメティックサイエンス学環」と「教育学部共同教員養成課程」を、令和8年(2026年)4月に開設すると発表しました。大学に新しい学びの場をつくるには国の認可が必要で、佐賀大学は文部科学省から設置計画の認可を受けました。

「学環」とは、学部とは別につくられる新しい形の学びの組織です。コスメティックとは「化粧品」のことで、はだや顔につけて、きれいに見せたり守ったりする品物を指します。コスメティックサイエンス学環では、化粧品の科学だけでなく、製造や品質管理など、化粧品づくりに関わるさまざまな分野をひとまとめにして、実際の仕事に役立つ教育を行います。このような学環を国立大学がつくるのは、初めての試みです。
佐賀県は、化粧品に関わる産業を育てる「コスメティック構想」という計画を進めています。佐賀大学の学環はこの構想と結びついて、県内の会社や研究機関とも協力しながら学びを進める予定です。
もう一つの教育学部共同教員養成課程は、学校の先生を育てる課程で、熊本大学と協力して行います。二つの大学が共同で先生を育てる課程は、九州では初めてです。
学環について知りたい人は佐賀大学の経営きかく課(電話0952-28-8814)に、共同教員養成課程については佐賀大学教育学部事務部(電話0952-28-8213)に問い合わせることができます。