イギリスで5月に35度 80年ぶりに記録をぬりかえる
みなさんは、毎日の天気を気にしていますか。夏が近づくと、だんだん暑くなってきますね。でも、まだ夏ではない5月に、とても暑い日が続いた国があります。それは、ヨーロッパにあるイギリス(英国)です。
英国の気象庁(イギリスで天気を調べるところ)が、5月のとても高い気温を発表しました。2026年5月25日と26日の2日間で、5月の気温の記録が2日続けてぬりかわったのです。
25日には、ロンドンにあるキューガーデンズという庭園で、気温が34.8度になりました。これまでの5月の記録は、1922年と1944年の32.8度で、約80年ぶりに記録をこえました。
つぎの26日には、同じキューガーデンズで35.1度、ヒースロー空港で35.0度を記録しました。また、ウェールズという地いきのカーディフにあるビュートパークという公園でも32.9度になり、ウェールズでも5月の記録がぬりかわりました。ヨーロッパの各地でも、記録的な暑さが観測されました。
英国気象庁は、このような暑さの記録を破ることが、気候変動によってふえていると伝えています。昔は100年に1回くらいしか起きなかったこのくらいの記録が、今では33年に1回くらいに変わったというのです。
「気象庁」とは、天気や気温などを調べて、人々に知らせるところです。「気候変動」とは、地球全体の気温が少しずつ上がるなどして、天気のようすが長い間に変わっていくことです。夏の前の5月にこれほど暑くなるのは、わたしたちのくらしにも関係があります。これからは、暑い日への備えや、地球のかんきょうを守るためにできることを、みんなで考えていくことが大切です。