G7、子どもをSNSの危険から守る7つのルールを決める
みなさんは、スマートフォンやパソコンで、メッセージや写真をやり取りするSNSを見たことがありますか。SNSは、遠くにいる人とすぐにつながれて、とても便利です。でも、その中には、子どもをだまそうとする悪い大人や、見たくない画像など、危ないこともかくれています。世界の国々は、子どもがSNSを安心して使えるように、力を合わせて新しい決まりを考えました。
2026年5月29日、フランスのパリで、G7の会合が開かれました。G7とは、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国という7つの国と、ヨーロッパの国々が集まったEU(ヨーロッパ連合)のことです。今回は、それぞれの国でデジタルや技術を担当する大臣たちが話し合いました。
この会合で、SNSを使う子ども(まだおとなになっていない未成年者)を守るための「7つの共通の原則」を決めました。G7がこのような決まりで一つにまとまったのは、今回が初めてです。この原則は、SNSを運営する会社に、しっかりした年れいの確認や、安全を考えた仕組み作りなどを求めるものです。
決められた7つの原則は、次のとおりです。
①危ないことが起きにくいように、初めから安全を考えてサービスを作ること。
②年れいを確かめるときに、その人の個人情報を守ること。
③「おすすめ機能」などで子どもが使いすぎないようにして、アカウントを守ること。
④子どもを傷つける画像や、本人がいやがる私的な写真を、作ったり配ったりさせないこと。
⑤保護者がかんたんに使えて、どのサービスでも同じように使える道具を用意すること。
⑥親や先生、子どもに、デジタルの正しい使い方を教えること。
⑦サービスを作る会社と研究者がデータを分け合い、安全をもっとよくすること。
この7つの原則は、EUがすでに決めているインターネットの決まりをもとに作られました。
SNSとは、インターネットを通じて、文や写真をたくさんの人とやり取りできる仕組みのことです。原則とは、みんなが守るとよい、もとになる決まりのことです。今回G7が決めた原則は、国をこえて子どもを守るための、世界共通のめやすになります。
SNSは、これからもみなさんの生活にもっと近いものになっていきます。世界の大人たちが、子どもが安心して使えるように考えてくれたこの決まりを知り、自分でも正しく安全に使うことを心がけることが大切です。